智’s Eyes

歌い手・ナガオカ智のブログ
自分の目で見て・耳で聞いて感じた事を、徒然なるままに!

中之島組10周年☆

2012年12月10日 23時22分42秒 | Weblog
初めは、単に歌を勉強したいというだけで申し込んだワークショップ。
英語の歌なんて歌ったこともなければ、歌いたいとも思ってなかった。
練習してて、英語の歌うたうのつらいなーなんて思った瞬間もあったけど、

10年前の今日、2002年12月10日、大阪の中之島公会堂

そこで私は歌っていた。

♪In The Sunctuary

英語の歌を、めっちゃ楽しく。
そして、もっと歌いたい!ずっとこの楽しい時間が続けばいいのに!!

あれから10年。
ゴスペルに限らず、いろんな歌を歌ってきた。
いろんな音楽に出会った。
ゴスペルの魅力を知り、でも歌う難しさや、つらさも知り、
歌を通してたくさんの人とつながり、たくさんの経験を積んだ。

歌い続けた10年間。
振り返れば、笑えることも、悔しいことも、泣きたいこともある。
歌い続けるために、犠牲にしてきたことも、嘘をついてきたこともあった。
歌を続ける難しさを痛感し、歌をやめようと思ったことも何度もあった。
でも、私から歌をとったら、日々なんで生きてるかわからなくなるとも思った。

だから、歌い続けたい。
そして、こんな私にでも「歌ってほしい」と言ってくれる人が何人かいた。
そんなことも後押しして、今まで歌い続けてきた。

そもそもなんでこんなに音楽にこだわるのだろう?
あんまり考えたことないなー。

でも、つらくて、苦しくて、さみしくて、孤独で、むなしくて、声を上げられない時に、
いつも心を包んでくれたのは、手を差し伸べてくれたのは音楽だったと思う。

泣きたい時は泣けばいい。
夢に向かっていけばいい。
自分のペースで歩けばいい。
できないことはないのだ。

そんなことを音楽は教えてくれた。

人間だもん、必ずしも楽しいことだけではない。
つらくて、苦しくて、さみしくて、孤独で、むなしくて、声を上げられない時に、
心を包めるような、手を差し伸べられる音楽を届けたいと思う。

今の私には…できてないから、そのためにこれからは歩いていきたいな。
そのためには、今以上に、音楽と自分に向き合っていかないとな。

ちょっと話がそれてきたけど、
まずは、音楽の楽しさを教えてくれて、飽きもせずに10年間、
かわいがってくれてる、治男先生とリカ先生、ありがとうございます。
そして、あの日一緒に歌ってくれた中之島組のみんなに感謝です。
あの日、あの場所で歌ってなかったら、本当に今の私はいなかったし、
もっともっと自分が嫌いになってたと思う。
私はみんなに救われてきた。

本当は今日?というか、この12月に、もう一度みんなで歌いたかったな。
声をかけたのに、結局何にも出来なくって、ごめんなさい…。

そして、あの日聞きに来てくださった方にもありがとう!

その後、私は「ShoutOfSoul」というグループに入れていただき、
賞までいただきました。
あの時の私、今より歌は下手だけど、たぶん人生で一番キラキラしてた。
なんかいろいろとあって、みんなバラバラになっちゃったけど、
SOSも楽しかったな。リーダーの所在は知ってるけど、
ほかのみんなは元気かな??また一緒に歌いたいな。

そうそう、中之島の皆さんには、そのあと家族のように仲良くしてくれた方が
たくさんいた。おとんやおかん、兄ちゃんやねーちゃん代わりになって、
人生を教えてくれた方がたくさんいて、たくさん勉強した。
恋愛や人生に悩むといつも応援してくれて、泣きついても受け止めてくれて、
私もこんな素敵な大人になりたい!!って、思ってたけど、
10年も経ったら…当時の兄ちゃんやねーちゃんたちの
年齢を超えてしまっている…う~ん、私、中身は全然追いついてないや(汗)
本当に、本当に、みんな大好きだ!

ということで、中之島組10周年。
今日という日は、感慨深い日であります。

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