前向きな「愚痴」

日本代表の岡田監督は
「もう１試合させてあげたかったけど、自分の力不足だった」
と言って、Ｗ杯のフィールドから去った。
この週末は、なぜか人の愚痴を、しかも４０代の方の３人分の愚痴を聞いた。
一人は会社にたいする愚痴。酔っぱらって訳の分からんメールが私のケータイに届く。「あなたには関係ないけど」と前置きがあり、不快な言葉が続く。…関係ないなら言うなや。
もう一人は、人間関係の話。これは愚痴じゃないけど、聞いてる私にはどうしようもない話だった。
そしてもう一人も仕事の悩み。この人はいつも良い人で、見習わなきゃと思わせられる人。
この人の話しは、実に前向きだと思った。
仕事で思うような成績がでず、それをクリアしたいのに、部下たちが上手いこと動いてくれず、どうしたらいいものかと…だから岡田監督の一言が身にしみているらしい。
でもその人には明確な目標があった。それは「いや～僕は恵まれてます。みんなしっかり仕事してくれるし、成績も申し分ない！楽しく仕事してます。」と言うことらしい。
「話だけでも聞いて！」と言って私もよく愚痴る。でもただ嘆くだけじゃなくて、前向きな気持ちがどこかにないと、聞いてる方はしんどいなぁと実感。

こんな世の中です。
つらくない人はいません。でも人間最後は自分がかわいいんでしょうね、ついつい私も愚痴る。だからちゃんと目標を持って愚痴りましょう。