明日から5連休です。気もそぞろ、仕事に身が入りません。
私は、遊びや、ごろごろ気ままに過ごすことが好きです。努力するのは、面倒くさい。仕事はちゃっちゃっと片付けて、遊びたいものです。
「梁塵秘抄」に、有名な歌があります。
遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけむ、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ
この歌は、色々な解釈がなされてきましたが、素直に、子供が遊ぶ姿を大人が微笑ましく見ている、と解するのがよいように思います。
大人になると、飲む打つ買うとか言って、遊びにネガティブなイメージがありますが、スポーツや観光、読書や観劇も遊びですね。
近頃はカラオケでがなりたてるのを好む人も多いようです。いわゆる「ヲタク」の人も、大した趣味人でしょう。
仕事に打ち込んで夢中になる、というのはたいへん幸せなことですが、大方の人は仕事なんかせずに、ふらふらと遊んで過ごしたいものだと思っているのでないでしょうか。少なくとも、私はそうです。
夏目漱石が描いた「高等遊民」というのが、理想でしょうか。