ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

精神病薬

2024年12月15日 | 精神障害

 昨日は4週間に一度の精神科の通院日でした。
 二か月前に処方されたトリンテリックスという新しい抗うつ薬が効いているようで、憂鬱感や不安感が少し和らいだこと、膨大な仕事を目の前にして何から手をつけてよいか分からなかったのが、一つ一つ片づけようという気分になったことを話したら、精神科医は喜んでくれました。

 もう一つ、これは言いたくない話です。
 私は20年以上前から高血圧と高コレステロールのため内科に通っているのですが、ある時お酒を呑まないと寝つきが悪い、という話をしたところ、内科医からお酒を呑むくらいなら睡眠導入剤を飲んだほうがよいと言ってマイスリーという薬を処方され、毎晩飲んでいることです。
 本来睡眠導入剤は精神科の領域ですし、マイスリーという薬、癖になるとかで、あまり評判が良くありません。
 精神科でそのことを言ったら叱られ、服薬を禁じられるかもしれないと怖れていたのです。
 しかし精神科医、
「あ、良いですよ。それよりアルプラゾラム(抗不安薬)を切りたい」
と言いました。

 ほっとすると同時に、抗不安薬を止めるのは何としても避けたいと思って、
「抗不安薬を飲まないと日常生活に支障を来す」 
 と泣きを入れました。
 精神科医、さらにしつこく、
「トリンテリックスを倍に増やしたら抗不安薬を止められるのではないですか」
 とほざきよります。
 私はせめて今の兼務の状態が解消されるまでは、とさらに泣きを入れてどうにか前回と同じ処方となりました。

 抗不安薬、昔はじゃんじゃん処方されていたのですが、2~3年前に厚生労働省が抗不安薬は基本的に状態が悪い患者に1年間を上限に使うのが望ましいという通知を発出しました。
 精神科医の間ではこれを守ろうとする者と、患者の精神の安定のために今までどおり処方する者とが半々に分かれています。
 私の主治医は昔から飲み続けている患者(私がそれです)には処方はするものの少しづつ減らし、最後は完全に切る、という方針で、私はこれを極端に恐れています。
 もう10年以上飲み続けていますから。
 とっくに依存しているわけです。
 生活が安定するのなら、じゃんじゃん飲みたいと思っているのですが・・・。


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