「ダメな自分」というのは真の自分ではなく、ただのキャラだ。
言い訳するために無意識に作られた架空の自分。
そうとは知らずに、そのキャラを自分だとまともに信じて、落ち込んで自分を責める。
私達の多くは、そのキャラの人物が自分なのだとすっかり騙されている。
そのキャラが自分でなければ、自分は一体どこにいるのか?
それは、そのキャラの真裏にそのキャラとは真逆の人物がいる。
それが真の自分だ。
普段からキャラの自分を自分だと信じて疑わないので、真裏にいる本当の自分には気づかない。
本当の自分を知るための方法はこう。
①自分がダメな自分と思う特徴を箇条書きにする。
②それを真逆に変換して書いてみる。
その書き換えによって出てきた人物が、本来の自分となる。
そこに書き出された人物はどんな人物だろうか?
心あたりがあるのではないかと思う。
その人物が自分であると気づいた時、心の奥で何かが動く。
それは真実に触れた時に起こる現象。
まずはやってみる。
今の自分がダメだと思う自分を、箇条書きにする。
例)
▪️キャラ(自分が思うダメな自分)
人から嫌われる
結局最後は誰からも相手にされなくなる
物事が長続きせず何もできない
何者かを演じて本当の自分を隠す
誰とも会いたくない引きこもり
言ってる事とやってることが違う
無責任
現実逃避する
▪️キャラの真逆
人から好かれる
結局最後は人に愛される
物事をやり遂げ成功する
ありのままの自分を生きる
外の世界の誰かと繋がる
言葉と行動が一致している
自分に責任を持つ
現実を生きる
▪️人生傾向
環境や場所を転々とする
その場限りの人間関係
仕事を転々とする
無気力にただ意味なく時間を過ごす
人に依存し生きている
誰かに責任を肩代わりしてもらう
常に守られ保護される(甘やかされる)
▪️人生傾向の真逆
拠点がある
永続的な人間関係を築く
自分の仕事を持つ
時間を有意義に使って過ごす
自立する
自分に責任をもつ
常に見守り応援する
真裏にいる自分が真の自分。
それなのに、この自分になりたいなりたいと願う。
そして、この自分と同じ人物を見て嫉妬する。
これが自分なのに。
顕在意識の自分だけがこのことを知らない。
真の自分はこの気づきを待っている。
真の自分と自分の意識が一致した時、本当の自分が動き出す。