真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

お巡りさんの善意

2011年09月26日 20時30分50秒 | 社会のこと

えッ! これが新聞のトップ記事なの・・・ という記事ですが、昨日の東京新聞の1面のトップ記事に興味を持ったので紹介ををします。

「右折禁止にご注意、観光客多い浅草駅前、
バスと標識が誘発!?摘発より注意喚起を」


という記事です。(下記の茶色の文字は新聞記事から引用)

東京都台東区の東武浅草駅ビル前の五差路の「吾妻橋西詰交差点」で右折禁止違反の摘発が相次いでいるのだそうです。

「運転席の男性は『標識なんて分からなかった』と怒りの表情」
「路線バスが曲がったので、つられてしまった」
「警察官は待ち伏せするくらいなら、ほかにやることがあるだろ」
「浅草署によると、交差点の横断歩道が長く歩行者が多いため、右折車が滞留しないよう、一般車の右折を午前八時~午後八時の間、禁止している」

右折できる時と出来ない時があって、バスは終日右折できるのでその後をついていると標識も見えずに右折してしまうようです。

「個人タクシーの男性運転手(74)は『みんなバスにくっついて曲がっちゃう。バスはでかいから、後ろの車は標識が見えねえ』と言います」

折禁止を示す標識は交差点のすぐ手前や反対側にあるのも混乱を招いているよう。

「さらに交差点の北約五十メートルの案内標識は右折すれば、雷門方面に行けることを示す」



自衛隊とか警官とかは無いに越したことのない組織です。
実際に理想郷であるユートピアには存在していません。

日本はとてもユートピアに近い国なので事件も少なくて警官なども余っていて、「交番」などという世界に類をみないものも存在しています。
自衛隊だって戦争が起きないと本来・究極の使命としての仕事は無くて訓練ばかりです。
睨みをきかすこととか有事に備えることが使命とも言えますが、実際の行動は災害時の出動程度です。

で、人が余ると碌なことありません。
マリファナ(大麻)の取り締まりも同じで、仕事を作るために法律を作った面があります。
マリファナに関しては、アメリカでも石油メジャーのエネルギー対策というてんがありますが、もうひとつ、禁酒法がなくなって警官が余って、何か禁酒法に代わる法律をつくって警官の仕事を作ろうということから始まったことの理由の一つなのです。

そもそもオランダなどでは17歳になると公営の喫茶店のようなところで大麻が自由に吸えるのです。
健康被害など出ていないことが解かっているので開放しているのです。
因みにオランダで大麻を吸い始める平均年齢は20歳です。17歳から吸えるのに直ぐには経験しようとしない。合法だから興味を示さないということです。
http://blog.goo.ne.jp/tobira2002/e/da550a2ac663146761132c461ca76a19

今月の21日から月末までは交通安全週間でテントを張ってお巡りさんがたくさん待機しています。
坂の上では黄色の中央線を車線変更しようとする車を狙って隠れています。


一般の会社でも人が余ると、しなくても良いような仕事を、作ったりすることは良くあることです。
結局はそういう仕事は無駄が多いのですが、それだけではなくて結果として周りに規制を作ったりすることが多くて住み難い社会を作ることになったりします。

東京新聞の記事から茶色の文字で引用します。

浅草名物、人力車をこいで五年の男性(30)は、
「一度に五、六台が摘発される時もある。大きな標識で早めに警告したり、警察官が交差点に立って交通整理した方が、良心的で安全ではないのか」。
摘発が相次ぐ背景に、警察内部の数字主義の存在を挙げる声もある。

ある警察官によると、各署に違反摘発件数の目標があり、
「署の成績を下げたくないので、標識を改善したくないと思う警察官もいるのでは」と明かす。

この違反を望むような「ノルマ」というのは止めていただきたいです。
浅草の交差点だって、間違って右折しないように、判るように標識を付けなければおかしいですね。
それが善意でしょう。

浅草署は「違反を取りやすい所で取るというのは、あってはならない。ドライバーや地元の方々の意見は承知している。規制を続けるのか、路面表示や標識を変えるのかを含め、改善策を検討中」。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011092502000017.html



東京新聞といえども流石に1面、しかもトップ記事ですから動かざるを得ない。

東京国道事務所は「案内標識を早急に改善したい」としている。

 思うところがあったら Clickしてね。。。
 

初めてご訪問の方は「真実の扉」ホームページにも是非お立ち寄りくださいませ。

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