真実の扉

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小沢一郎を抹殺し続けるマスコミ

2011年08月21日 09時43分44秒 | 政治と世界情勢

『私は現在の日本政治において、本当の意味での改革を成し遂げられるのは彼以外にいないと考えている』・・

アムステルダム大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレン教授は、週刊ポスト9月2日号の記事でこう語ります。
私もまったく同感。

記事のタイトルは「小沢一郎を18年間抹殺し続ける日本というシステム」です。

ヴァン・ウォルフレン教授は30年以上に亘って日本の政治と日本と国際社会との関係を取材・研究してきた人です。

今、民主党の代表選が始まろうとしている時、テレビやマスコミによる小沢一郎攻撃が強まります。
小沢一郎グループの持つ140とも160とも言われる票が欲しいが為に小沢詣でが激しくなっています。

動いているの代表選に立候補しようという議員で、小沢さんはただ受身でいるだけ。
ただ話を聞いているだけ、小沢さんには何の責任もないのに、報道はまるで小沢さんがそれを仕切っているかのよう。
まったくマスコミは真実とは程遠いものになってしまいました。
いかにマスゴミが小沢さんが表に出てくることに恐怖感を抱いているかということです。

候補者たちが代表選に勝つために必死で小沢票詣でをしているだけなのです。

4年前に小沢さんが当時の首相だった福田康夫氏と大連合が合意された時、民主党の人たちはこぞって反対をしま
した。
小沢さんが連合を意図した理由は「民主党にはまだ政権担当能力がない」ということ。
実は私もこのときの小沢さんには幻滅したのです。
評論家の森田稔さんもこの時点で小沢さんに見切りをつけました。

しかし実際はどうでしょうか、マニフェストをほとんど実行できずに増税という選挙前の確約すら破ろうとする民主党には、政権担当能力は、やはり無かったことが明らかになりました。

仙石、野田、前原はみんな大連立に大反対したのです。
それが今は大連立を目指しています。
それならそれで、嘗て小沢さんが目指した大連立をなぜこぞって反対し阻止したのか、なぜ今大連立なのか、そういうことが明らかにされません。おかしなことです。

ヴァン・ウォルフレン教授は言います。
【 小沢氏に対する攻撃は93年の政変(細川連立政権樹立)以来、18年の長きにわたって続いてきた。これほど長期にわたって個人を標的にした「人物破壊」は世界に類を見ない。
日本では少しでも小沢氏を擁護する発言をすると大メディアから「小沢の犬」という評価を受ける。それ故に日本では「小沢支持」を堂々と言える知識人が現れない。(中略)

国家の目指す方向を決定することが政治家の役目であると当然のように見なされるが、日本ではそう見られない。政治権力を握っているのは官僚だからである。(中略)

政治のシステムを抜本的に変えようとすると官僚、政治家、大メディアなど従来のシステムの中にいる人間たちは、自らの既得権が脅かされることへの恐怖心を持つ。(中略)

民主党が自民党と違う行動を取ること自体、彼らには脅威である。これが現在も続く検察・大メディアによる執拗な反小沢キャンペーンの背後にある力学である。
そして民主党は2009年の総選挙で政権を取ったにもかかわらず、官僚とメディアによる恫喝に屈した 】


まさにその通りで、日本全体が良くなることで自分の幸せもやってくるのに、自分たちの既得権への執着という恐怖心がそのような判断をさせず、日本という国をドンドンと地獄に導いているのです。
そのツケは結局は自分の子供、孫、最終的には日本人民族全体に及ぶことになるのです。


★下記の記事にも少しの利益で、大勢の不利益を招く背景が良く現れています。

企画「その税金、無駄遣い、するな。」新記事がアップされました。
通産OB北海道知事が泊原発運転を容認したワケ 北海道電力役員からの一斉献金、計371万円也
http://www.mynewsjapan.com/reports/1485
 定期点検中だった北海道電力泊原発3号機(北海道泊村・加圧水型・出力約91万kW)の運転再開を認めた高橋はるみ北海道知事(旧通産省OB)の政治団体に、北海道電力の役員多数が、延べ100回以上、計371万円もの献金をしていることがわかった。「個人として献金した」と元役員はいうが、会社ぐるみの政治支援であることはミエミエ。道議会議員の真下紀子氏(共産)は従来から追及し、地元の新聞・テレビに情報を提供してきたが、大きく報じられることはなかったという。“原発癒着村”の一端に自らも連なり、北電に不都合な情報を出し渋る地元記者クラブメディアにかわり、献金全リストを公開する。

これから講演会に行ってきます。
http://www.worldforum.jp/information/2011/8.html
後日、報告するかもしれません。

思うところがあったら Clickしてね。。。
 

初めてご訪問の方は「真実の扉」ホームページにも是非お立ち寄りくださいませ。

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