真実の扉

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恒大危機が拡大

2021年10月01日 07時59分23秒 | 中国と東南アジア


中国の不動産バブルが間もなくはじけそうです。
(既に弾けているのですが…)

下記の鳴霞さんの動画で中国の不動産会社は後25件ぐらい危ないと言っています。
それはそうでしょう。
中国には人口の倍の28億人が住むマンションが既に建っていますが、これは投資目的でこうなったものです。
 “ 金銭欲 ”には “ 魔 ” が憑きますので限度が分からなくなります。
おかしいという見解が周りからは見えるのに当事者たちは欲に目が眩み盲目で進みます。

そもそも全然売れなくなって在庫がダブダブに溢れていたものが恒大集団危機が囁かれた為に全く動かなくなってしまい不動産価格は大暴落してまいました。
そして今、すべての不動産会社にお金が回わらなくなりました。不動産の販売面積は中国全土で平均して昨年同期7割減。

マスコミが報道しない本当の中国をお伝えします!

☆日本語字幕チャンネルはこちら→https://www.youtube.com/channel/UCNkbTlZ14fUaTXUP1Jm2G...

youtube#video

 

この問題は長期化するでしょうか、一気に連鎖するでしょうか?

大井幸子さんは長期化すると言いますが、私は秋から来年の春にかけて倒産が連鎖すると思います。
まず習近平は不動産会社を助ける気が無いので、誰が助けるのでしょうか?
鳴霞さんが言うように後25件ぐらい倒産するとしても将棋倒しで1‐2年で片が付くように思います。

日銀の黒田総裁は「バブル(崩壊)のリスクはない」と言っていますが、株価を保ちたいだけでないでしょうか。

恒大集団以外にも問題を抱えている【爆弾企業】が存在しています。
時事通信社の記事によると、その代表格として挙げられる「融創中国/北京市)」が倒産寸前の状態にあると報じています。
融創の負債総額は6月末時点で約1兆元(約17兆円)と、恒大集団の1兆9700億元(約33兆円)を下回るが、新たな危機の火種となりかねない

別の不動産大手も資金難に 中国恒大危機が波及、一部に報道規制:時事ドットコム

【上海時事】中国不動産大手・中国恒大集団の経営危機が、別の同業大手にも資金難という形で飛び火したもようだ。業界内で連鎖的に資金繰りが悪化する...

時事ドットコム

 


また大井さんによるとカイサ・グループ・ホールディングス/佳兆業集団、カントリー・ガーデン・ホールディングス/碧桂園も危険水域にあるようです。
これらの企業が恒大集団を追うように不良債権問題を起こす可能性があります。
恒大集団のデフォルト(倒産)はほぼ確定です。
今回の不良債権によるデフォルトの影響を受ける一般国民は相当数に上ります。個人投資家も非常に多いので、政権への不満が高まることは必至なので、中共が何の策も取らないとは考えにくいですが、中国は大変なことになって行くと思います。
ヤケを起こして戦争に走らなければ良いのですが、北京オリンピック終了後が心配ですね。

この問題に関しては石平さんが30分に渡って下記動画で詳しく解説しています。

石平の中国週間ニュース解説・9月25日号

「恒大危機」が兆す不動産バブルの大崩壊 中国経済に襲ってくる致命的打撃の正体 ネットで暴露された習近平暗殺事件

youtube#video

 


下記サイトでも石平さんはとても詳しく触れています。

恒大危機など序の口、中国不動産バブルの恐るべき深度と規模の全体像(石 平) @moneygendai

平均年収の50倍以上の平均住宅価格。中国の不動産開発は長期の投機で巨大なバブルとなった。昨年末から金融当局が警告を発していたが、効果なく、つ...

マネー現代

 

 

中国「恒大集団デフォルト危機」驚異の全内幕 | 不動産ガリバーが陥った「理財商品」の闇

深圳市南山区にある高さ202メートルの巨大ビル。この場所が現在、世界の金融市場を揺るがす暴風の中心…

週刊東洋経済プラス

 

 


 

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