朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

フェレット専門病院は・・・なんでないのかな?

2015-08-30 21:12:34 | 闘病
鳥さん専門の病院。今やかなり普及しています。

かれんさんのレイ君かかりつけの千葉の病院は、夫ワンコ、ネコ鳥さん専門
・・・当然、鳥さんにストレスがかからないように診察室、入院室ともに離れていますし万が一の急変のために、待ち時間預かってくれます。

この組み合わせって・・・最強だよね~。旦那さんもイケメンですなお、女性の鳥さん専門の獣医さんもお綺麗いやはや、いうことなしのカップルですね

しかし・・・よく考えてみたください。

あれフェレットです。専門の病院、獣医師は・・・いないんですよ。

なんと、ネコ専門の病院すらあるというのに

なんでぇ
・・・って、フェレット飼育している人、思いませんか

なんでか。ここからは・・・あくまでかれんさんの推測であります。

フェレットは、ブームの時よりも・・・今輸入される数が少ないようです。それは、一度飼育した人が二分されるからと思います。

フェレットは、病気が多い生き物です。おそらく、「老衰で死亡」という子はほとんどいないでしょう。そのくらい病気が多いんです。なぜかやはり・・・早期の、もう生まれてすぐ位に避妊、去勢すること。しかし、ショーブリードで避妊去勢しなくても病気はでます。しかし、やはりこの早期のオペによる「不自然さ」はフェレットに大きな負荷を与えると思われます。だから、飼育した人は・・・病気で亡くすという悲しい経験をします。たしかにこんなに明るくて脳天気なかわいい生き物です。でも、病気で亡くすというのはショックです

こう二分されましょう。

「もうこんな悲しい思いはしたくない。ならば・・・フェレットは飼育しないよもう・・・。」
「いや、病気は悲しい。でも、それをもってしても・・・このフェレットは飼育するのは楽しい、また飼育する。」

こう考えると・・・飼育する人が減ると思います。
・・・当然、新しく飼育スタートする方もいますが、今出会いが少ないのが現状です。

すると・・・
・・・今後、フェレットは減少しそうな気がします、かれんさんの考えですが。

そうしたら・・・フェレットだけの専門獣医師は・・・これで一生食っていけるかなになりますね。

だから「フェレット専門獣医師」がいないわけです。

では、なんで「鳥さん専門獣医師」がいるのか。

実は、鳥さんは正しい飼育をすればかなり長寿です、小型のセキセイでも・・・10歳こえる子もいます。オカメインコは30歳。当然、普及しつつある大型のオウム、インコはもっと生きますよ
・・・つまり、一定の患者さんは確保できるわけですね。また、いちどかかりつけ、として患者さんが付けば、長くおつきあいできますね。そう、みあう収入がみこめます。

当然、病気はありますよ。しかし・・・完治する率も高いし、飼い主の意識も高いので・・・飼育はつづけたいし、レスキューから引き取り複数飼育へ移る方も多いし、なにより「避妊、去勢してない」自然さがあるから飼育の基本をおさえれば長寿で楽しく暮らせます。

なんだか・・・

人が手を入れるって・・・難しいですね。

フェレットは、避妊しないと・・・なんと死んでしまいます。去勢は必須ではありませんが、体臭がはんぱない。つまり、手をいれないとペットとしてはハードル高いんですね。

なお、鳥さんは「避妊、去勢は難しい、病気で賭けに出るときにしかしない」ものです、普通は。実は体の構造上、大出血したりと・・・難易度が高いのです。しかし、それはしなくとも飼育をすることができますから、病気でなければ。

う~ん難しいですが・・・これは・・・人のエゴですよね。だから・・・大事にするわけです。

そして。

フェレットは、専用のワクチンすら輸入されていません。おかしい現実です。ここは・・・はっきり言って、輸入する側、輸出する側が怠慢であると言いきります。実はフェレットごときのワクチンなんか、というのが・・・関係省庁の認識です。そんなの・・・ぶち壊せよ。最低限の・・・責任でしょう。

ワンコのワクチンでは・・・かえって発病しかねませんし、発症したら・・・ほぼ100パーセント死にます。それでも未だに・・・専門のワクチンすらない。

衰退するのも・・・当然ですよ。

みなさんも、少し考えてみてください。おかしいなって思いませんか