朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

競馬についてちょい。

2015-10-26 00:09:41 | 日記
競馬でキタサンブラックが勝ちましたねこういう楽しみはいいですね。

しかし一方で・・・

毎週のように、競馬の事故で、サレブレッドが死んでゆきます。

今回、あまりみない例がありました。

スタートで躓いた。騎手は落ちましたが無事。馬も無事でした、その時は。

どんどんレースが進みます。彼女は果敢に先頭を走り、ゴールまで走りぬけました・・・。

普通はここで、捕まえてくれますが・・・

彼女は、柵に激突、骨折し、予後不良(治る見込みなし、ということ)で安楽死となりました・・・。

普通、馬は非常に賢いので、放馬(騎手を落として馬だけ走ること)しても、怪我するようなことはしないんですよ。乗馬クラブで落馬、放馬はしょっちゅうです。その時は、同じ馬場にいたら、自分の馬を停止させます。強めに「止まっていなさいよ、危ないからね」と馬に指示します。自由になった馬はしばらくは興奮して走り回りますが・・・そのうちまわりの馬も停止していますし、おとなしくなります。

あっさりインストラクターさんが捕まえてくれます。

野外騎乗でも、放馬したら・・・馬はそりゃ走っていってしまうけど、自分がいつも住んでるクラブにきちんと戻ります。
「お家にかえる」馬はこのキモチが強いです
「お家では、お部屋にごはんある、休めるし。か~えろっと」

ちなみに、このキモチが初心者泣かせだったり(笑)そう、動きません、それは馬さんも、楽ちんが一番です。

しかし、馬は賢さと同時に、敏感さも持ち合わせています。初めての事、始めてみるもの、うるさい音、みんな嫌いです。だから今回、彼女は我を忘れて走って・・・気が付いたら・・・空の天馬になっていたんでしょうね・・・。

落馬は恥ではないんです。しかし放馬は禁物。もっとも、競馬では放馬はしかたないです、騎乗スタイルからしても、落ちたらもうこれおしまいですよ。

競馬にかかわるだれもが、サラブレッドの死を防ぎたいと思っている(はずですと信じたいですが・・・)
・・・どうか、彼女の死が、無駄になりませんように。

なお、先導馬っていますね、ほら、競馬場の馬場に出るときに、先頭をゆく白馬。
・・・その役は、放馬したとき、「大丈夫、ぼくについておいでよ」となだめることも含まれます。大事な役目なんですよ。だから選り抜きの賢い子しかなれません。たまにパドックで馬場馬術も披露してくれます。障害飛越で活躍する子もいますよ。ふれあいで触ることもできます。

あたたかい命。

チャンスがあったら、馬に触れてくださいね。

観光牧場で、ひき馬に乗ってみてください。
そしてね。
「ありがとう」と、くびをぽんぽん、とやさしく叩いてお礼をしてね。これは「愛撫」といって、馬には最高のごほうび。かれんさんも、指示によくしたがったら、首を愛撫しすかさずほめます、ほめちぎります、ほめて伸ばすんですよ。

どこぞのカルトとはちがいますっ