電じ波測定結果

電じ波測定器にて、電話の電じ波を測定してみました。

測定の仕方、条件等は、あくまで素人ですので、結果の責任は一切負いません。

●測定対象
省電力コードレス電話（子機）、ＰＨＳ、携帯電話

●調査対象機器名称
それぞれのメーカー、機種はあえて掲載しません。ご了承ください。

●通話中と待受状態の差異について
ＰＨＳ、携帯電話、いずれも通話中と待受状態での電じ波の強さに
明確な差異はありませんでした。電源が入っていれば、電じ波は
でるようです。
なお、コードレス子機は、通話中の方が若干高くでたような気がしましたが
元が低いので、たいした差はありませんでした。

●発生場所
どこ辺りから電じ波が強くでているか調査したところ、３タイプいずれも
背面からでした。ここで背面とは、その電話で通話した場合に電話の
面が頬に近い方を表面、その反対側を背面と呼んでます。

●電じ波の強さ（測定結果での最大値）
携帯電話：２０ミリがウス
ＰＨＳ：１０ミリがウス弱
コードレス：２ミリがウス
（参考）約３０万ボルトの高圧でん線下２０ｍ離れた所で約５ミりがウス

●電じ波の強さ（その２）
プローブを測定対象から２ｃｍも離せば、急激に弱まりました。

●考察
携帯電話を使用するにあたり、通話の際に本体からの電じ波から
影響を受けることは、なさそうです。
むしろ、待受状態で、ズボンのポケットやＹシャツの胸ポケットに
入れた状態の方が、極めて局部の被爆が起こっている気はします。
それが、どの程度健康に影響を及ぼすのか不明です。

●まとめ
携帯電話の電じ波が気になる人は、電源を切るか、待受状態の時に
ちょっぴり（２ｃｍほど）体から離せば、影響はなさそうです。
発生する電じ波の強さは機種依存であるかは、調べませんでしたが、
恐らく似たり寄ったりだろうと思います。

なお、実際には健康に影響があったとしても、σ(・・）は責任を負いません。
自己責任でお願いします。