トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

老後

2015-06-27 02:54:42 | 社会
下流老人と呼ばれる人達が増えているそうです。

その暮らしぶりは、

スーパーマーケットでは、見切り品の惣菜や食品を中心に・・・・。
そのスーパーマーケットで、生活の苦しさから万引きをして転落することも・・・・・。
医療費が払えないため、病気があるにも関わらず、治療できずに自宅で市販薬を飲みながら・・・・・。
夏場に暑い中、室内でエアコンもつけずに・・・・
日中は何もすることがなく、年中室内でひとりテレビを見て・・・・。
食事がインスタントラーメンや卵かけご飯などを繰り返すような著しく粗末・・・・・。
ボロボロの築年数40年の持ち家に住んでおり、すきま風や害虫、健康被害に苦しむ・・・・。

だそうです。

万引きと医療費以外は、とほ家とさほど変わりません。

特に、見切り品、エアコン、テレビ、ボロ家・・・
については、かなり的確に当てはまっています。
350円の仕出し弁当っていう点が粗末な食事に比べて、プチ贅沢です。

9段階評価でいえば、上の下あたり、1~9で9が最上級としたら、7ぐらいにいるつもりでしたが・・・・
実際は良くて3、実力2(下の中)ぐらいでしょうか・・・・

単身高齢者だと男性40%、女性50%超が、上記のような生活レベルといいます。

でも、質素な生活をしているだけのような気もします。貯えは案外あるんじゃ?


築40年でボロボロって、高度成長期前に建てられた、在来工法の木造家屋がボロボロになってきているのでしょう。
そういう意味では、現在の家屋は、かなり長持ちしそうです。
これから30年後に築50年の家をボロボロとは呼ばないかもしれません。

それはともかく、
退職直前の生活レベルを老後もある程度維持するためには、退職前の7割程度の生活費が
必要らしい。
調査によれば、退職前の平均年収が約600万円で、その7割の420万円が必要とのこと。

65歳から年金もらうとして、その額おおよそ220万円。残りの200万円が不足して
いて、現役時代にその分を貯めておかないと、下流老人になりかねないらしい。

しかも、60歳からの5年間の計2100万円は、生活資金として別途用意が必要とのこと。

90歳まで生きるとしたら、60歳の時になんと2100+200*25=7100万円
の貯蓄が必要となります。

σ(・・)60歳まであと4年。こんなお金、準備できるはずがありません。

でも、逆に言えば、こんなにお金を使っていないのも事実です。

私の稼ぎのほとんどは妻子が使い、私自身は母の収入で生活しています。
だから既に下流老人並みの生活なのかも知れません。
年金のみで生活することを前提にすれば、25年間毎年必要な200万円は不要になります。

60歳から65歳の間が合計1100万円で済むなら、だいたい準備はできています。

そう考えると、60歳から65歳は、年金生活になる準備期間。生活レベルを
これまでの生活から、年金生活レベルに変える練習期間なのかもしれません。

もちろん、60歳から65歳の間も働ける場があるなら、働いたほうが準備金に余裕が
できますが、働かない選択も準備という点ではありだと思います。

老後は、年金生活レベルのなかで、たまにプチ贅沢を準備金で楽しむというのが、
凡人の老後といえるでしょう。

そういう意味では、準備万端な気がします。(笑)

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