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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその2

2024年09月27日 | 「工学」見本記事

              第2章航法支援施設
        (1)VORとDMEその2

各航法支援施設の原理については  ネット上でも書かれ
ていますが、肝心な部分が書かれていなかったり  原理
そのものが不正確なものであったりし  正確なものを見
る事ができません。
又、残念ながら 受験参考書でも 肝心な部分がボヤかさ
れて書いてありますので  読者には、理解しがたいもの
になっています。
曖昧な事は、記憶に残りません
航法支援施設の不正確な説明の例としましては  以下の
様なものがあります。
”ローカライザーは、 滑走路に向かって左側でVHF帯の
内の1つの周波数の搬送波を 90 [Hz] で変調した 電波
を輻射し、そして同じ周波数の搬送波を150 [Hz] で変
調した電波を滑走路の右側から輻射する”   と言う 説明
がありますが、 同一周波数の電波を 同じ施設から輻射
する事は、 電波が干渉してしまいますので通常、 その
様な事は、出来ませんので 不正確な説明と言えます。
また、それぞれの単一の電波に1つの周波数で変調して
いる事も有りませんので完全に間違った説明です。
この様に不正確な説明が多いのは  航法支援施設の製作
するメーカーや それを使用する お役所の極一部の人し
か正確に書かれた書籍の存在を 知らない為です。 
また、その書籍の内容は、 非常に高度で、単に、 航法
支援施設に 興味がある程度の人では、 難解すぎて理解
できないものです。 

今回のお話は  受験以外で航法支援施設に興味をお持ち
の方にも 分かりやすくお話をしていますので 大変貴重
な内容となっています。


なお、各施設の写真の掲載には  国土交通省航空局の許
可が必要ですので  掲載出来ません。写真をご覧になり
たい方は  当ブログの 東海総合通信局  のブック・マー
ク又はCQ出版社殿の 「RF WORLDNo.7」の ブック
・マークをクリックしてご覧下さい。 

それでは、今回は VORの構成のお話を致しますが、そ
の前に多くの予備知識が必要です。
その1つに電波がどの様な物かと言う事がありますが、
その点については、 第1章の 空中線と電波伝搬を参照
してください。
ここでは、 電波を使ってどの様に音楽やデータを伝え
るかと言う事を 簡単にお話します。
(正確には、電波としてアンテナから輻射される前の高
周波を どの様に音声やデータで変化させかと言う事で
す。)
電波(高周波)を 音声信号やデータで変化させる事を 
変調
と言います。その変調方式の基本は、 以下の 4通
りです。

 (1)電波の強さ信号の大きさで変化させる

   電波の強さを音声信号 (以下送るべき音声やデ
   ータを音声信号と言います。)の 大きさに比例
   した大きさに変化させる。 受信側では、電波の
   強さに応じた 電圧を取り出す回路で音声信号を
   得る事が出来ます。
   この変調方式を振幅変調 又はAM変調 と言いま
   す。
         皆様が 使用する事になる航空無線で主に使用さ
   れる変調方式がこの方式です。 

続きは、9月の「法規」と「工学」のページでお読み下
さい。

  「航空無線通信士受験塾」からの
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当講座は、会員制です。
記事の全文 読んで頂く事を始め、  質問をして頂いた
り受験の相談をさせて頂く方を限定する為、会員制と
しています。
限定する理由は、受講される方の学習の進み具合を把
握する為です。

参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事柄を
選び  その分からない事柄が ご自分にとって分かりや
すい説明で書かれているかを見極める事です。
学生の中には、講師の品定めか、「先生、これ、どう
言う意味ですか?」と聞いてくる者がいます。
この場合の学生の意図は、この講師は、自分の疑問を
理解させてくれる人が見極めるのが目的です。
講座選びも同じです。
分かりやすいか・分かりにくいか、記事の見本でご確
認下さい。
夏休みにお話をしました通り、独学は、難しく試験
迄の時間は、それ程永くありません
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