世界陸上400Mハードル銅メダリストが語る、限界の正体
現役時代、心理面がうまくいかなたった経験から、人間の心理について興味をもち研究されているとのこと。
この講演では、限界はなぜ生まれるのか、それを外すためにすることのヒントが語られていた。
実体験にもとづくさまざまなストーリーが語られていて、おもしろい例示もあり、留めておきたいセンテンスが多くあり、一見の価値あり。
自分自身では、意味を求めて、型にはめて夢中に行動するが少ないことが問題かと気づいた。
上手くいかなかった経験を研究するという姿勢もすごく刺激になった。そう考えると少し気持ちが軽く挑戦する姿勢が生まれるように感じた。
メモ
思い込み・・・人ができたことは自分もできる。人ができないことは自分もできない。同じグループの人(身近な人)ができると、突破しやすい。
①環境⇔自分
環境によって思考・行動がパターン化される。
②型と意味
型・・・自動化、反復→限界がくる
意味・・・応用に必要→限界に到達しない
「両方バランスよく必要」
③体験と教育
学ぶとは積み重ねだけでなく、過去を破壊すること。
最初は反復練習、途中で学習(刺激)を与えて破壊する。
遅すぎると無意識な行動になって、破壊が難しくなる。
コーチは相手の体験にもとづいた説明をしないと伝わらない。
(自分の体験にもとづいて説明すると間違った解釈をされることがある)
1.体験・反復・練習
2.タイトルをつける
3.ブリッジ・抽象化→違う世界と結びつける
④夢中と客観視
客観視とは多様な視点でみること
「間違った方向でも夢中でやる」時間と「客観的に学ぶ」時間は切り替えてやる、混ぜないことが重要
行ったり来たりする人が伸びる。スポーツのなかのゆらぎ理論
その他
・自分の評価を聞くのは怖いので「あなたが私ならなにをしますか?」といろんな人に聞いた。
・自分探しに答えはない、時と場所によっていろいろ変わるから
一方、人生の目標、夢中になることは一つに絞ることができる
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