快読日記

日々の読書記録

2019年のベスト!

2020年02月11日 | 今年のベスト
ごぶさたしておりました

ブログ再開記念に、休んでいた3年半の読書記録を一気に!!

・・・そんな気力もないんですが

昨年の読書を振り返ってみたいと思いまして。

これはよかったよ~!というのを並べておきます。

 ノンフィクション

  1位 「全身芸人」 田崎健太
  2位 「一億総ツッコミ社会」 マキタスポーツ
  3位 「いつまでも若いと思うなよ」 橋本治

  次点(☆☆順不同)   
   「生命と食」福岡伸一   
   「天才・勝新太郎」春日太一   
   「父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない」橋本治   
   「つけびの村」高橋ユキ   
   「介護のうしろから「がん」が来た!」篠田節子   
   「思いつきで世界は進む」橋本治   
   「世露死苦現代詩」都築響一  

  次点(☆順不同)  
   「6粒と半分のお米」木皿泉   
   「中野京子特別授業 シンデレラ」中野京子   
   「日本の同時代小説」斎藤美奈子   
   「家族終了」酒井順子   
   「ロックで独立する方法」忌野清志郎   
   「餃子の王将社長射殺事件」一橋文哉   
   「みぎわに立って」田尻久子   
   「清張地獄八景」みうらじゅん    
   「地面師」森功   
   「ハゲの文化史」荒俣宏   
   「連続殺人犯」小野一光   
   「ひみつのしつもん」岸本佐知子   
   「ドアの向こうのカルト」佐藤典雅   
   「くよくよマネジメント」津村記久子   
   「演歌よ今夜もありがとう」都築響一

 フィクション

  1位 「エヴリシング・フロウズ」津村記久子
  2位 「目には見えない何か」パトリシア・ハイスミス
  3位 「羆」吉村昭

  次点(順不同)
   「回転する世界の静止点」パトリシア・ハイスミス
   「鏡の背面」篠田節子
   「11の物語」パトリシア・ハイスミス
   「模倣犯」宮部みゆき
   「むらさきのスカートの女」今村夏子
   「犬はいつも足元にいて」(再読)大森兄弟
   「焼野まで」村田喜代子
   「絶望図書館」頭木弘樹


  

2016年の秋に家族が倒れまして、想定より10年ほど早い介護生活に突入しました。

倒れた当初は、今日明日のうちに死ぬかも、という状態で、
本を読みたいとすら思えなかったんですが、
10日ほどして「こりゃ死なずになんとかなるかも」となったら、
何か読みたい欲求がむくむくと頭をもたげてきました。
でも、これだけ周囲に本があふれていても
字を追って咀嚼して飲み込めるものがなかなかないんですね。
もとの読書生活を取り戻せたきっかけは、淀川長治のエッセイです。
おいしい白米のおかゆみたいに、すーっと甘く入ってきた。
本ってありがたいもんです。

また、ぽちぽちと記録つけていく所存です。
なにとぞよろしくおねがいいたします。