9月23日(金)
津村記久子のエッセイにあった『ユーモアの鎖国』(石垣りん/北洋社)を読み終える。
本人からすれば「生活の詩」といわれるのは不本意だったようで、そして、それに関しては同感なんだけど、それでもやっぱりその「生活感」の味わいはじんわりと染みるし、それが詩に昇華したときの意外なほどの力強さは素晴らしいと思う。
とくにお金の話になるとイキイキしていて(それも不本意かもしれないが)引き込まれる。
毎日仕事をして、三度のご飯を食べて、屋根の下で寝て、詩を書く、そういう実寸大の暮らしがずっしりとくる。
巻末に短い小説も入っている。
津村記久子のエッセイにあった『ユーモアの鎖国』(石垣りん/北洋社)を読み終える。
本人からすれば「生活の詩」といわれるのは不本意だったようで、そして、それに関しては同感なんだけど、それでもやっぱりその「生活感」の味わいはじんわりと染みるし、それが詩に昇華したときの意外なほどの力強さは素晴らしいと思う。
とくにお金の話になるとイキイキしていて(それも不本意かもしれないが)引き込まれる。
毎日仕事をして、三度のご飯を食べて、屋根の下で寝て、詩を書く、そういう実寸大の暮らしがずっしりとくる。
巻末に短い小説も入っている。