《1/30読了 大和書房 2012年刊 【日本のエッセイ】 みうら・しをん(1976~)》
小説作品の方はもうしばらく読む気がしないけど、エッセイは好きだぞ。
という認識だったので、久しぶりのエッセイ新刊に期待していました。
でも、結論からいうとイマイチ。
若い頃の(今も若いけど)オタク女子独特の暴発するようなバカおもしろさが好きだったんだけど、
よく言えば練れてきた、
悪く言うと…キレが悪くなった?
重くなった?
うまくなった?(よくない意味で)
例えば、今お気に入りの津村記久子のエッセイと比べたら、さすがこっちは芸が達者だわ、とは思う。
“巧い”文章と“旨い”文章は必ずしも一致しないってことかな。
あとは、初期のエッセイからよく登場していたお友達の「あんちゃん」とまだ仲良くしているようでよかった。
…っていう感想もイマイチぱっとしないです。
んー。
こういうことがあるたびに、変わったのは作者なのか読者なのか、と考えてしまうけど、まあ、両方なんですかね。
どっちも生きてるもんね。
両者とも進歩してるんだ、と思うことにする。
古い読者が離れ、新しい読者がつく、というのも悪いことではないだろうし。
新陳代謝か。
わたしと三浦しをん、別離の時を迎えるのか。
別れる前にもう1冊、同時刊行だった書評本があるようなので、そっちも読んでから考えよう。
→「舟を編む」三浦しをん
/「お友だちからお願いします」三浦しをん
小説作品の方はもうしばらく読む気がしないけど、エッセイは好きだぞ。
という認識だったので、久しぶりのエッセイ新刊に期待していました。
でも、結論からいうとイマイチ。
若い頃の(今も若いけど)オタク女子独特の暴発するようなバカおもしろさが好きだったんだけど、
よく言えば練れてきた、
悪く言うと…キレが悪くなった?
重くなった?
うまくなった?(よくない意味で)
例えば、今お気に入りの津村記久子のエッセイと比べたら、さすがこっちは芸が達者だわ、とは思う。
“巧い”文章と“旨い”文章は必ずしも一致しないってことかな。
あとは、初期のエッセイからよく登場していたお友達の「あんちゃん」とまだ仲良くしているようでよかった。
…っていう感想もイマイチぱっとしないです。
んー。
こういうことがあるたびに、変わったのは作者なのか読者なのか、と考えてしまうけど、まあ、両方なんですかね。
どっちも生きてるもんね。
両者とも進歩してるんだ、と思うことにする。
古い読者が離れ、新しい読者がつく、というのも悪いことではないだろうし。
新陳代謝か。
わたしと三浦しをん、別離の時を迎えるのか。
別れる前にもう1冊、同時刊行だった書評本があるようなので、そっちも読んでから考えよう。
→「舟を編む」三浦しをん
/「お友だちからお願いします」三浦しをん