快読日記

日々の読書記録

読書中『白鵬のメンタル』内藤堅志

2016年06月18日 | プロレス・相撲・ボクシングなど
6月17日(金)

図書館で借りたハードカバーの『小暮写眞館』(宮部みゆき/講談社)が厚すぎて持ち歩けず、ちっとも進まない。

午後『白鵬のメンタル』(内藤堅志/講談社+α新書)の続きを読む。
〈白鵬は天才タイプ、感覚タイプのように見えて、意外と論理的である〉(93p)というのを読んで、ふとガッツ石松と楳図かずおを連想する。

それはともかく、論理的というのは分析力のなせるわざで、その分析には感覚の言語化が必須だ。
白鵬に至っては、それを母国語以外の言葉でやるんだから、さらにすごい。
いいときも悪いときも、「なぜそうなるのか」を考えて言葉にするのって、結構しんどいと思う。

あと、伸びる人の第一条件に「素直さ」を挙げているのもなんだかいい。

こういう啓発本、普段はまず手にしないジャンルだけど、ちょっと炭酸系というか、ほどよい刺激になる気がする。