「故郷でもう一発当てますから!残念」 2021-12-21 00:00:00 | 日記 2021年12月21日、お笑いタレント、波田陽区(当時40)が2016年4月1日から活動拠点を故郷の山口・九州エリアに移すことが2016年3月26日、分かった。2004年に毒舌漫談「ギター侍」でブレークして以降、一発屋芸人と呼ばれているが、40歳を機に人生を再考し、住まいも家族連れで福岡へ移す。地方創生に貢献しながら、一発屋芸人再生へ。サンケイスポーツの取材に「波田陽区が消えたって言うじゃな~い? でも、故郷でもう一発当てますから! 残念!」と持ちネタで再ブレークを誓った。ギター侍、故郷へ帰る-。ギターを弾いて著名人らを風刺する毒舌漫談「ギター侍」で大ブレークし、2004年の新語・流行語大賞にノミネートされた波田。人気者の入れ替わりが激しい芸能界で一発屋芸人と呼ばれて活動を続ける中、2、3年前から将来を模索していたという。熊本学園大を卒業後、22歳で上京して18年。2015年6月に40歳の節目を迎え、2016年4月1日から故郷の山口や隣県の福岡をはじめ、慣れ親しんだ山口・九州地区にUターンすることを決めた。一大決心の理由について、波田は「40歳を機に大好きな故郷で残りの人生を過ごしたいと思った。一発屋といわれるけど、東京で一発当てたのはむしろモチベーションになっている。前向きな気持ちで故郷に帰ります」と笑顔で明かした。2016年4月からは妻、小学校に入学する長男(当時6)を連れて福岡市に転居。マネジメントも、所属事務所、ワタナベエンターテインメントの九州事業本部に移管する。2016年4月9日から山口朝日放送の冠イベント情報番組「波田陽区のひるくる!サタデー」(土曜前10・40)がスタート。地元の山口・下関市でラジオのレギュラー番組2本をゲットした。「大好きな地元で働けることにワクワクする。骨を埋める覚悟」と胸を高鳴らせた。12年前の人気絶頂期、最高月収は2800万円だったという。仕事が減ってから、「ギター侍」を披露すると観客から「懐かしい」と言われてばかりだが、「今の若者は知らないだろうから、1周まわって浸透することを願ってこのネタを続けたい」と前向きだ。地方営業活動に奮闘し、最近は長野のローカル番組にレギュラー出演して“地方芸人”として活路を見いだしている。だが、移住を機にその仕事も卒業しての再出発だ。最後は着物姿でギターをかき鳴らし、「波田陽区が消えたって言うじゃな~い? でも、故郷でもう一発当てますから! 残念!」と持ちネタで決意表明。「地方創生という大それたものではない」と謙遜するが、一発屋芸人の称号を誇りに故郷を盛り上げていくが、2021年現在は・・・(井森隆)