東京リサーチ日記

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「2016年聴覚障害理由に入店拒否事件」 

2022-08-03 00:00:00 | 日記
 2022年8月3日、滋賀県ろうあ協会の会員らが、兵庫県尼崎市にある飲食店を予約しようとしたところ、全員が聴覚障害者であることを理由に拒否されたことが、同協会への取材で分かった。同協会は抗議し、店側は「不適切だった」と謝罪した。兵庫・尼崎の飲食店は抗議に謝罪した。 同協会によると、予約を断られたのは、尼崎市で開かれた近畿ろうあ者体育大会の卓球に出場した7人。試合があった2016年5月21日夜に飲食店で食事をしようと、同月9日にファクスで予約を申し込み、全員が聴覚障害者であることを伝えた。しかし翌日に店長から「当店は手話のできるスタッフはいなく、筆談での対応もしておりません」「通訳のできる方がおられない場合、ご予約をお取りすることができません」というファクスが届いた。やむを得ず別の店を予約したという。選手から相談を受けた滋賀県ろうあ協会が、兵庫県聴覚障害者協会に連絡。尼崎ろうあ協会の理事らが確認のため同店を訪問した。店長は「筆談で対応すると制限時間の90分間では食事の提供が厳しい。聴覚障害者が店に来られたことがないのでどう接したらいいか分からず、失礼にあたるのでお断りした。申し訳ないです」と謝罪した。  滋賀県ろうあ協会は「筆談も断られるとは。大変遺憾に思う。障害に関係なく暮らせる社会に向けて、いまだ理解のないことが明らかになった」と憤る。  同店の運営会社にも抗議文を出し、同社は協会側に謝罪した。同社広報は「関係者の方々に不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。従業員に対し、教育、周知の徹底に努めます」とコメントしているが、2022年現在は・・・(井森隆)