広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

新婚早々、ダメ夫②

2013年05月03日 | その他
美味しんぼ48巻。家計簿つけてた奥さんは「今からこの調子だと、ふたりの給料でも足りないわ」「食費がかかりすぎてるわ。エンゲル係数80」「お醤油の1滴、モヤシの1本まで気をつけて倹約しないと」と奥さん。

対する主人公の山岡は、意味もなく楽天的に「どこかのうまいものでも食いに行って」とか、カツ丼を作ろうと思って、柄付き鍋がないので買いに出かけるが、シャブシャブ用の鍋(16万5千円)を、「見事だろ。本当の職人芸だよ」「カードで買ってきたんだ。アルバイトするとか、残業とか、いざとなりゃ、どこからか借りてくるさ」言う。

それを聞いた奥さんは「まともな生活を築こうという気持ちがないのね」「でたらめで、グータラな生活を、これからも続ける気なのね?」と泣く。同じ職場で見てきたから、そういう男だと知っていたはずだが。

新婚早々、ダメ夫

2013年05月03日 | その他
美味しんぼ48巻。主人公の山岡が結婚。新婚早々「俺は、みそ汁の実は1種類の方が好きだ。実をいくつもいれると、味が濁る」「豆腐の切り方が小さすぎ。豆腐のうまさが抜けちまう」「(きゅうりの切り方)箸でつかみづらい」「俺は生卵を納豆に入れるのは嫌いだ」「サンマの頭って嫌いなんだ。サンマの干物は、頭を落として焼くもんだろ」とか言いつつ。
翌朝は「(豆腐だけのみそ汁に、切り方が)大きすぎるよ」「頭がないアジの干物って、首なし死体みたいで気持ち悪い」「カブの漬物、こう薄く切ったんじゃ、カブの歯ごたえが楽しめない」

で、奥さんキレる。さらに「結婚したら急に暴君になる男の人がいるって聞いたけど、あなたもそうなのね」と泣く。これは、グルメな男って面倒くさの典型。「じゃあ、自分で気に入るように作りなさい」とか「外で食べなさい」とか「ご飯ヌキ」コース。

「金があったら」教育

2013年05月03日 | その他
まんが日本昔ばなしDVD8巻「おむすびころりん」を見て、ふと思う。あまりにも有名な話だから、内容を解説するまでもないが。オチが、「金持ちになりました」と「欲をかいて失敗しました」の対比というのは、どうなのよ?

金があったら何したい?回らない寿司屋で「時価」と書いてある寿司を食う?ブランド品を買いあさる?
美味しんぼ48巻に、料亭の跡取りではなく、焼き鳥屋台を始めた男の話がある。(育ってきた環境では)「本当に味のわかる人は、一握り(中略)そのくせ威張っていて、生半可に通ぶったりして、嫌味この上ない。」「あの連中は、値段が高いと高級だと言って喜び、食器が高いと言ってはうれしがり、床の間の軸が重文だと言っては喜ぶ」それよりも・・・と。
他人の「金持ちになりました」話よりも、「金があったら」教育の必要性を感じる。

おそらく奉行所行き

2013年05月03日 | その他
まんが日本昔ばなしDVD8巻「馬方とタヌキ」の話。うらしま太郎は亀を助けて竜宮城へ。この話では、名もなき馬方が小狸を助けたら、親狸がやってきて「命のお礼に」と、小狸に丁稚奉公をさせると言ってきた。しばらくのち、庄屋がやってきて「金を返しなさい。なければ、馬を連れていく」と要求。小狸は、小判に化けて庄屋へ。
その夜、小狸は小判3枚を持って、馬方の家に戻る。馬方は「悪いことはいけない。明日、返しにいく。とりあえず、今夜はおやすみ」・・・・・

って、その後は、めでたくない展開が想像できる。その庄屋は小判を怪しみ、叩いたり噛んだりする性質。実際、タヌキが化けてたニセだが。そのような疑り深い者が、小判が4枚消えた(狸が持ち出した分と、化けてた分)と知れば、返すだけで済むのかな?
おそらく奉行所行き・・・・と、ブラックなオチを考えてしまうのは、大人になってしまったから?