あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

処分・第6弾と非常袋

2010-03-30 | 断捨離
不用品などをサクサクと処分し始めて早半年。少しずつではあるけれど、毎月どこかの何かを片付けることを決めて実行してきたので、家の中がかなりスッキリしてきたように思います。そして、今月はあまり片付けられなかったけど、それでも地道に「処分祭」はやっていました。
今月処分したのは、

撥水効果がほとんどなくなってしまったジャンプ傘2本
文庫本15冊、新書2冊、単行本9冊、CD7枚

来月はもっと頑張ろう!

片付けている中で、それほど使っていないバッグの類が出てきています。色あせていたり破損しているものは処分しましたが、まだ使えそうなものの中で有効利用できそうなものは残しました。そのうちの大きめのリュックは、非常袋にしました。
非常袋(防災非常袋)はその名の通り、地震などで被災した際にすぐに持ち出せるように用意するもので、救援活動が始められるまでの間、命をつなぐためのものを入れた袋。ここのところ地震が頻発しているし、使っていないリュックも出てきたので「作ってみよう!」と考えたわけです。

非常袋の中に入れる物ですが、考えれば考えるほど入れる物が増え、リュックひとつだけでは間に合わない量に…。これは困ったぞと思っていたところ思い出したのが、阪神淡路大震災を経験されたM氏から伺った話でした。
それは震災の翌年のことでした。防災の日を前に備えておきたい非常袋の中身の話を、被災経験者であるM氏の視点からアドバイスしてもらうというもので、実際にお話を伺って衝撃を受けたことを思い出しました。こちらとしては、非常袋に入れておくべき食料品とか、水の量などを知りたかったのですが、M氏の口から出た言葉は違いました。

「どれほど用意していたかて、そのときに持って出られへんかったら意味がないやろ。実際、あんな状況になったら、自分の命ひとつ持って出るのがやっとやで。食べるもんなんか、すぐに救援がきてくれる。人間、1日くらい食べんでも死なん。水が少しあれば大丈夫や」

私が非常袋のリュックに入れたのは、以下のものです。
携帯用ラジオ、懐中電灯、軍手、十徳ナイフ、ろうそく、ライター、3回分程度の薬、タオル、これらをまとめて入れるビニール袋、500mlの水2本、キャラメルと飴
これだけでは本当は少ないかもしれません。でも、M氏から教えてもらったことを思い出すと、ひとり暮らしの私には、これで十分なような気がします。あとは、いつも使うバッグを斜めがけできるものにして、万が一の時に持ち出すのはそのバッグと非常袋。これで対処しようと思います。
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2 コメント

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参考になったよ! (ハナキャップ)
2010-03-31 19:58:34
ものすっごい「ウンウン、納得!」でした。
私も、重くて持って出られなかったら意味ないじゃん!と思ってて、
でも、何に絞るのが正解か解らなかったの…。
ボチボチ例の、「とりあえず」になってる引っ越し荷物も整理しなきゃ…だし、
非常袋を作ってみるかな~。
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ハナキャップさん (とみ)
2010-04-02 00:26:38
そうなんだよね~、非常袋ってあれこれ揃えたらとんでもない量になっちゃう
つくづくひとり暮らしでよかったと思うわよ。
これが赤ちゃんのいる家庭とか、ペットがいたりすると、その分準備が大変だからね。
ボチボチ家の中のお片付けしながら、ついでに準備してみて。
あ、私の非常袋の中身、乾電池を追加しました
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