
有川浩さんの『三匹のおっさん』を読みました。有川さん、はじめまして。
仕事帰りに立ち寄った本屋さん。向かうのはいつもの文庫本コーナーです。平積みされている新刊本を眺めつつ通り過ぎようとしたとき、このカバーです。そしてタイトルが『三匹のおっさん』…。帯のコピーが「三匹がご町内の悪を斬る!」
目はしっかりと表紙にくぎ付けのまま、その場を通過してしまいましたが、やはりどうしても気になる。こんなに気になる「カバー・タイトル・帯コピー」の3点セットが、これまでにあったでしょうか!
そしてやはり、別の文庫本を選んだあとに、この本も手にしていました。もし平積みではなく、棚に並んでいて背文字だけを見たとしたら、果たして手にしていたか……。平積みの威力って凄い・怖い…。
この物語、「カバー・タイトル・帯コピー」の通りでした。幼馴染のキヨさん、シゲさん、ノリさんの3人の還暦を迎えたおっさん(おじいちゃんとは言わせない!)が、ご町内の平和を乱す「悪」にそれぞれの「特技」をもって立ち向かい正していく。あくまでも「ご町内」であり、「世直し」ではなく「自警」。
本当に「カバー・タイトル・帯コピー」のまんまで、「それなら読まなくてもわかるからOKじゃね?」となりそうですが、ところがどっこい! それだけではない魅力満載。可愛いラブストーリーあり、世代を超えた友情のようなつながりあり、と、とにかく「激しく面白い!」のでした。
さらに、6つの物語の後に挿入されているイラストか実に良い。「痒いところに手が届く」、と申しましょうか、「しっかり掻いてもらったあとに痒み止めの薬まで塗ってもらった」、と申しましょうか…。とにかく気持ちが良いのです。読後がいちいち気持ちが良い。こんな作品、滅多にお目にかかれないと思います。
最近の「還暦」なんて、全然若いんだから。孫でもいれば「おじいちゃん・おばあちゃん」なんだろうけど、そんな呼び方じゃ失礼なくらい「おじちゃん・おばちゃん」で十分。還暦に「赤いちゃんちゃんこ」とか、絶対に似合わない先輩だらけです。
と、ここで自らの年齢を考えると…。やだ…。怖っ…。
仕事帰りに立ち寄った本屋さん。向かうのはいつもの文庫本コーナーです。平積みされている新刊本を眺めつつ通り過ぎようとしたとき、このカバーです。そしてタイトルが『三匹のおっさん』…。帯のコピーが「三匹がご町内の悪を斬る!」
目はしっかりと表紙にくぎ付けのまま、その場を通過してしまいましたが、やはりどうしても気になる。こんなに気になる「カバー・タイトル・帯コピー」の3点セットが、これまでにあったでしょうか!
そしてやはり、別の文庫本を選んだあとに、この本も手にしていました。もし平積みではなく、棚に並んでいて背文字だけを見たとしたら、果たして手にしていたか……。平積みの威力って凄い・怖い…。
この物語、「カバー・タイトル・帯コピー」の通りでした。幼馴染のキヨさん、シゲさん、ノリさんの3人の還暦を迎えたおっさん(おじいちゃんとは言わせない!)が、ご町内の平和を乱す「悪」にそれぞれの「特技」をもって立ち向かい正していく。あくまでも「ご町内」であり、「世直し」ではなく「自警」。
本当に「カバー・タイトル・帯コピー」のまんまで、「それなら読まなくてもわかるからOKじゃね?」となりそうですが、ところがどっこい! それだけではない魅力満載。可愛いラブストーリーあり、世代を超えた友情のようなつながりあり、と、とにかく「激しく面白い!」のでした。
さらに、6つの物語の後に挿入されているイラストか実に良い。「痒いところに手が届く」、と申しましょうか、「しっかり掻いてもらったあとに痒み止めの薬まで塗ってもらった」、と申しましょうか…。とにかく気持ちが良いのです。読後がいちいち気持ちが良い。こんな作品、滅多にお目にかかれないと思います。
最近の「還暦」なんて、全然若いんだから。孫でもいれば「おじいちゃん・おばあちゃん」なんだろうけど、そんな呼び方じゃ失礼なくらい「おじちゃん・おばちゃん」で十分。還暦に「赤いちゃんちゃんこ」とか、絶対に似合わない先輩だらけです。
と、ここで自らの年齢を考えると…。やだ…。怖っ…。
恐ろしく遅い私ですが…(;´Д`A
これは読んでみたい!
後味いいのはいいですよねーー♪
自分の生活基盤が平和であることのありがたさ。
家族単位の幸福を、今のあなたらな痛感できるはず
時間と体力的に問題なければ、是非
単行本では続編も出ている人気シリーズのようです。
いやいや、本当に面白かった!(児玉清さんも絶賛! その通り