心と脳への栄養補給

（TOPの画像はフリー素材から。夏休みのイメージで）
25日～27日は休業。寝苦しくはない日が続いたおかげで、ここまでの夏の寝不足を一気に解消するかのようにぐっすりと眠れました。
昼間も家でのんびり～♪　としておけばよかったのかもしれませんが、そこは私のこと。平日の休みは有効に使わねば！

という決意を持ち、26日は久しぶりに映画館へ。すっかり観るのを忘れていた『SUPER 8』を鑑賞してまいりました。この映画、上映が28日までだったので「わ～、間に合って良かった～」なのでした。

スティーブン・スピルバーグ製作、J・J・エイブラムス監督の作品で、1979年に実際にアメリカで起きた事件と、アメリカ政府がひた隠しにする秘密をベースにした、ゾンビ映画撮影に夢中になっている14歳の少年たちの成長を描いた物語。少年たちの話としながら、実はメインは「アメリカ政府がひた隠しにする秘密」の方で、とか、いろいろと妄想しながら見るとかなり面白かったです。「信じるか信じないかは、あなた次第」ですけどね、フフフ…。エンドロールまで楽しませてくれた、十分満足できる映画でした。
さらに、♪デデデデデッデ　デッデ　デ～デデデ……マァイシャロナ～♪　と、この曲を口ずさんでも、エド・はるみが思い浮かばなくなったことは目出度いことです。

この映画を観たあと、お腹がすいたので大戸屋で食べたのがこちら↓の「黒カレー」。
　　　　　　　　　　
映画のあとはカレーかラーメン、って考えてしまうのは、そういう世代のせいでしょうかねぇ～。

そして翌27日。こちらも久しぶりの美術鑑賞のために上野へ。
夏休みに入って、上野公園周辺はこどもたちの姿がたくさん見られます。みんな上野動物園や科学博物館へ行くのでしょう。そして私は話題の展示館へ向かいました。

やはりここよりも


私的にはここでしょう！

　
展示作品の98.9％が国宝・重要文化財。とにかく国宝と重要文化財だらけの展示で、あっちを見てもこっちを見ても「国宝、国宝、重文、国宝、重文、重文、国宝」で、ものすごく得をしたような気になりました。
空海の直筆の書は初めて見ましたが、ホント、達筆過ぎて溜め息しか出ませんでした。「空海フォント」とか作っても良さそうな…。
さらに、国宝・重文クラスの仏像もたくさんおいでになっており、「仏像曼荼羅」は圧巻でした。持国天さまはメッチャ怒っていらっしゃいましたし、「イケメン」と話題になっている帝釈天さまよりも、乗っていらっしゃる象さんの方がかなり気になったりしました。
この展示のほか、本館で「運慶とその周辺の仏像」、「博物館できもだめし―妖怪、化け物　大集合」などの展示コーナーも廻り、教育普及スペースで行われていた、ハンズオン体験コーナー「日本の模様でデザインしよう！」で、着物の形の葉書に和柄模様のスタンプを押してデザインしてみたりしました。

作ったのはこちら→　
イメージとしては、色留袖。スタンプの大きさが決まっているので、もう少し小さなサイズのものがあれば、イメージ通りだったんですけど。

実は博物館には午前中に入って閉館時間近くまで、1日中楽しんでしまいました。1日いてもすべての展示が見られるわけではないのが、国立博物館の凄いところなんですね。
お土産はTシャツにしようと決めていましたが、『空海～』の方では「これは！」と思うデザインのものがありませんでした。で、展示は見なかったけど『古代ギリシャ展』をやっている国立西洋美術館のミュージアムショップでTシャツだけお買い上げ。

やはりTシャツはミュージアムものに限る！　

さて、東京国立博物館で1日楽しんでしまったこの日、おかげさまで、またしてもひとつヴィンテージな私になりました。ヴィンテージのお祝いは鰻なんですが、先日、伊豆栄に行っちゃったので、続けて贅沢をすると罰があたりますから、今回は誕生日だけど控えめに…。

うな重のお弁当で満足できる私って…。なんて安上がりな女…　

と、こんな感じで心と脳への栄養補給をした、今年のヴィンテージ記念の2日間でした。