今年はまともに？

先週の3連休の初日。のんびり寝ていればよいものの、朝も早くから私はキッチンに立っておりました。思い立ったらすぐにやらねばというような気がして（そのタイミングでやらないと、ずっと「やらないまま」になってしまいそうな気がしまして…）、さらに「できれば朝食に間に合わせる！」という気持ちでいました。
しかもそれは、私にとっては初めて作るもので、うまく完成するかどうかも疑わしく、探り探りで前夜から準備していたものに向き合いました。
で、何を作ったかと言いますと、柚子のジャムです。

今年のおせちに、毎年お惣菜屋さんとかで買ってくる紅白なますを自作しました。理由は「好きなものはたくさん食べた～い！」からで、小ぶりの大根1本分、ニンジンもほぼ同量を使って、大量に作ってしまいました。大量に作りはしましたが、3が日の間に見事に完食。基本、酸っぱいものは大好きなんです。
その紅白なますに香りを添えるために買った柚子は、全部を使い切ったわけではありませんでした。使い切らないまま柚子をダメにしてはもったいないですから、「さてどうしたものか？」と考えること数分。最初に浮かんだプランが「自作したことのないジャムにしてみようかな」と、いうものでした。

ありがたいことに、作ったことがなくても、WEBでチョイチョイと調べれば、ジャムのレシピなんてたくさん出てきます。そのレシピを確認しつつ、前夜から刻んだ柚子の皮を水に浸しておいて、朝食用のヨーグルトに入れて食べることを目標に、調理開始です。
クツクツと煮ていると、部屋中に柚子の好い香りがしてきます。柚子の皮がくたくたになってトロッとしてきたところで完成。初めて作ったジャムは、自分好みのかなり甘さ控えめなものに出来上がりました。
「ジャムなんか作っちゃって、おばさんなのに女の子みた～い」

いつも「なんちゃって料理」ばかり作っているのに、今年は「なます」だとか「ジャム」だとか…。ようやく「まとも」な調理に目覚めたか、私！　いや、きっとすぐ「まとも」には飽きちゃうぞ、私！