変わる街の風景

皆さん、お変わりありませんか？

先日の「久しぶりの新宿」に次いで「久しぶりの原宿」まで出ました。相変わらず外出を控えている人が多い状況とはいえ、通勤時間帯の山手線車内はかなり乗客がいて（それでも以前よりは少なめでしたけど）、それはそれで「怖っ！」と感じてしまいました。
そして原宿です。
まずは駅舎が新しくなっています。オリンピック・パラリンピックを見据えての新しい駅舎です。旧駅舎のレトロな感じが大好きだったので新しい駅舎にはちょっと戸惑いましたが、人の流れが窮屈ではなくなり、利便性もよくなったのならそれはそれでOK。OKだから旧駅舎は取り壊しなしの方向で再検討されないかしら。
ずいぶん前にドラマ撮影とかでよく使われていた駅前の歩道橋もなくなったし、駅前にIKEAもオープンするしで、原宿駅前の風景もすっかり変わりました。
今は、町中にあふれるほどいた修学旅行生の姿もまったくなく、こんなにまで穏やかな原宿を見るのも初めてのことでした。

駅舎だけでなく、ホームも変わっていました。これまでは内まわり外まわりのどちらの電車も割と狭い幅の同じホームを利用していましたが、2面化されました。新宿方面行きの方が新しいホームになっていて、私が利用した11時頃はほとんど人がいない状態でした。
ちょっと面白かったのは、新しいホームは明治神宮参道の緑が生い茂っている森と隣接しているので、ほかの駅ホームでは見られないものを発見したこと。受け付けられない人もいるだろうから画像は載せませんが、明治神宮の森に生息していただろう割とサイズ大きめの、見たことのないいくつかの種類の虫の息絶えた状態のものがそこここに……。
虫博士くんだった幼いころの甥っ子を連れてきたら、さぞ興奮したことでしょうなどと考えながら、空いている山手線に乗って原宿を後にしました。