山形県物産展に行ってきました。今がまさに旬のさくらんぼ、中でも人気の佐藤錦が大好評で……ってネ!
実はここ、東京オペラシティコンサートホールです。6月27日に山形交響楽団の「さくらんぼコンサート2012」東京公演があり、ホールのホワイエで山形の特産品を販売していたその風景でした。
先日ちょっと良いことがあり、そのプチお祝いと、ここのところがっちり働いていることへのご褒美と、気分転換がしたくなり「あ~、良い音楽が聴きたい」と思って出かけました。
チケットをとったのは公演の3日前、日曜の夜です。ネットで「近々都内で行われるコンサート」で「お安い席が1席でも残っている公演」で、できれば「良いホールで交響曲が聴きたい」という条件で探したところ、見つけちゃいました。
指揮者の飯森範親さんが音楽監督を務める山形交響楽団(通称「山響」)は、Eテレで紹介されたのを見たときから気になるオケでしたし『おくりびと』だし、東京にいながら聴けるなんて、ラッキーじゃないかと。さらに演目も良かったのです。
西村朗『弦楽のための悲のメディテーション』
チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23』
ブラームス『交響曲第2番ニ長調作品73』
西村さん(心から『N響アワー』の復活を望む!)の『弦楽のための~』は、山響創立40周年記念委嘱作品。やはり震災後の年に発表される作品なのだな~、という感想。祈りの気持ちが溢れました。
ブラームスの2番は、とにかく爽やかな交響曲で、美しい自然の風景が浮かびます。やわらかな木漏れ日、やさしく野原を渡る風…。ヒーリングシンフォニーと言ってもよいのではないかと。
そしてチャイコフスキーですが、生で聴くのは初。この名曲、実はあまり好んで聴いてはいません。いかにもチャイコフスキーの作品といえばそうなのでしょうが、「ドラマチックでしょ~」「ロマンチックでしょ~」とグイグイ来る感じがちょっと苦手…。
でも山響のコンパクトなオケ編制だと「グイグイ」な感じをあまり受けなく、新鮮な感覚で聴けました。
そして「一点豪華主義」的に魅了してくれたピアニスト、ダニール・トリフォノフ。若干20歳。昨年のチャイコフスキー国際音楽コンクールでグランプリを獲得したこの若きピアニストの演奏が、とにかく素晴らしかったです。第3楽章とか、実に楽しそうに、幸せそうに弾いていて、聴いている方もとても幸せでした。
辻井伸行さん(以前の記事ではクン呼ばわりでしたが…)がヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した前年に彼の演奏を聴けたことを、後になって「あのとき聴けて良かったなぁ~」と思いましたが、トリフォノフに関してもきっと数年後には同じように思うはずです。「あのとき聴けて良かった」と。
そして一夜明け、苦手だけど「確かCDはあるはず!」と、見つけ出しました。朝からずっと、まさかのヘビーローテーションです。苦手克服!
ピアノは「安心のアシュケナージ」
山響のコンサート、行って良かったです。来年も行こうかな~。良い音楽を聴きに。お土産にさくらんぼも買って!
実はここ、東京オペラシティコンサートホールです。6月27日に山形交響楽団の「さくらんぼコンサート2012」東京公演があり、ホールのホワイエで山形の特産品を販売していたその風景でした。
先日ちょっと良いことがあり、そのプチお祝いと、ここのところがっちり働いていることへのご褒美と、気分転換がしたくなり「あ~、良い音楽が聴きたい」と思って出かけました。
チケットをとったのは公演の3日前、日曜の夜です。ネットで「近々都内で行われるコンサート」で「お安い席が1席でも残っている公演」で、できれば「良いホールで交響曲が聴きたい」という条件で探したところ、見つけちゃいました。
指揮者の飯森範親さんが音楽監督を務める山形交響楽団(通称「山響」)は、Eテレで紹介されたのを見たときから気になるオケでしたし『おくりびと』だし、東京にいながら聴けるなんて、ラッキーじゃないかと。さらに演目も良かったのです。
西村朗『弦楽のための悲のメディテーション』
チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23』
ブラームス『交響曲第2番ニ長調作品73』
西村さん(心から『N響アワー』の復活を望む!)の『弦楽のための~』は、山響創立40周年記念委嘱作品。やはり震災後の年に発表される作品なのだな~、という感想。祈りの気持ちが溢れました。
ブラームスの2番は、とにかく爽やかな交響曲で、美しい自然の風景が浮かびます。やわらかな木漏れ日、やさしく野原を渡る風…。ヒーリングシンフォニーと言ってもよいのではないかと。
そしてチャイコフスキーですが、生で聴くのは初。この名曲、実はあまり好んで聴いてはいません。いかにもチャイコフスキーの作品といえばそうなのでしょうが、「ドラマチックでしょ~」「ロマンチックでしょ~」とグイグイ来る感じがちょっと苦手…。
でも山響のコンパクトなオケ編制だと「グイグイ」な感じをあまり受けなく、新鮮な感覚で聴けました。
そして「一点豪華主義」的に魅了してくれたピアニスト、ダニール・トリフォノフ。若干20歳。昨年のチャイコフスキー国際音楽コンクールでグランプリを獲得したこの若きピアニストの演奏が、とにかく素晴らしかったです。第3楽章とか、実に楽しそうに、幸せそうに弾いていて、聴いている方もとても幸せでした。
辻井伸行さん(以前の記事ではクン呼ばわりでしたが…)がヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した前年に彼の演奏を聴けたことを、後になって「あのとき聴けて良かったなぁ~」と思いましたが、トリフォノフに関してもきっと数年後には同じように思うはずです。「あのとき聴けて良かった」と。
そして一夜明け、苦手だけど「確かCDはあるはず!」と、見つけ出しました。朝からずっと、まさかのヘビーローテーションです。苦手克服!
ピアノは「安心のアシュケナージ」
山響のコンサート、行って良かったです。来年も行こうかな~。良い音楽を聴きに。お土産にさくらんぼも買って!
プログラムのさくらんぼの写真に釣られてやってまいりました~ヘ(゜∀゜ヘ)
コンサート会場で特産物の販売とは、ステキですね
>ピアニスト、ダニール・トリフォノフ。若干20歳。
youtubeで彼の演奏を聞きましたが、本当に幸せそうに弾いていますよね
そして演奏もすばらしい
生で聴けたとみさんがうらやましいです
私も地元の生オケを聴きに行ってみようかしら(*´Д`)
やっぱり良いな~♪ 幸せにしてくれるなぁ~♪
最近の地方オケはかなり良い、と、クラシック師匠・J女史から聞いております。
おかぴーさんもチャンスがあったら是非!
やっぱ「生」の音は迫力とか、幸福感が違いまっせ~