あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

久々の幸せ時間

2017-10-04 | スポーツ・エンタメ
ようやくゆったりとした気持ちになれた10月です。自覚していなかったけど、かなりのストレスが蓄積されていたようで、あちこちに不具合が……。日帰りバス旅行で気分転換くらいじゃ間に合わなかったのかな~。だから今月はそれを少しづつでも解消し続けようと決めました。
ということで、まずは「行こう!」と決めていた久しぶりの場所へ。

東京国立博物館!


久しぶりの国立博物館。お目当ては平成館で開催中の「興福寺中金堂再建記念特別展 運慶」です。



久しぶりの場所で、久々に仏像塗れ。心穏やかに平安から鎌倉時代の仏教美術の世界に浸りに行きました。
しかしここで! まあね、そりゃ運慶の作品がどど~んと展示されるんだから、平日でもかなりの入場者があると予想はしていましたよ。だから午前中から行ったのだけど、逆に午前中だから混雑してました。
なので予定変更。
平成館へ行く前に、まずは東洋館へ。こちらで中国からエジプトにかけての宗教美術などに触れてから、午後になってから運慶へ行く作戦に出ました。



東洋館って、じっくり見て廻った記憶が薄いんだけど、仏教美術の予習的に見たのは良かったかも。国によって仏様のお顔、表情がかなり違うことをゆったりと拝見できてありがたかったです。

そしていよいよ運慶です。
ま~、圧倒されました。7割くらいは厳しいお顔。怒髪天と火焔光背!
中でも四天王が凄いわけ。持国天さん、増長天さん、広目天さん、多聞天さん。怒ってるわ~。踏みつけられている邪鬼が気の毒になるくらい、めっちゃ忿怒。童子も忿怒。顔筋も含めて全身の筋肉がモリモリで、これぞ運慶! な世界でした。
それとは真逆に、大日如来さまや無著菩薩立像の慈悲深いまなざし。運慶の父・康慶作の「法相六祖坐像」のリアルな感じとか、今にも動き出しそうで、もう、ずっとずっと圧倒されっぱなしでした。
十二神将立像や天燈鬼立像・龍燈鬼立像も見られて良かった~。贅沢な時間でした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 町中散歩だポゥ~ | トップ | まだ緑 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スポーツ・エンタメ」カテゴリの最新記事