今年前半は不調だった読書ペースですが、ここきにて復調の兆し! やはり面白い本に出会うのは楽しいです。
そして読書の秋を目前にして、計画してそうなったわけではないのですが、どうやら今月は「伊坂幸太郎強化月間」になりそうです。なぜなら、古本屋さんでまず見かけることがなかった伊坂作品の文庫本と、ここのところ立て続けに出会いました。そして期せずして「強化月間」の開催となったわけです。
やはり伊坂幸太郎の作品は面白いです。どの作品にも登場人物が持つ独特の正義感があって、それに従って生きている姿が力強い。ある意味、羨ましい。
実際に自分のすぐそばにそういう人物がいたら、とても大変だとは思うのだけど、伊坂マジックにかかると「振り回されてもいいかも~」と考えている私がいるので不思議です。
今回読んだ『チルドレン』は、陣内という男を中心に5つの物語が展開します。この陣内という男が、厄介だけど何故か憎めないキャラで、他の登場人物たちと同じようにすっかり彼のペースに巻き込まれていました。
小説の中でなら、盲目の青年・永瀬のように陣内と「友だち」関係を持っても良いかもと思うけど、リアルな世界で陣内がいたとしたら、きっとグイッと距離を置いて鴨居のように接するだろうな。でも、陣内が「LIVEやるから来て」って言えば、喜んで聴きに行くのだろうな。…そんな気がします。
この作品は短編集なのですが、以前読んだ『死神の精度』と同様で、短編と言いながら実はすべてがまとまったひとつの小説になっているというものでした。
伊坂氏曰く「短編集のふりをした長編小説」。
なるほどね~。私はこういう手法、結構好きだわ。
そして読書の秋を目前にして、計画してそうなったわけではないのですが、どうやら今月は「伊坂幸太郎強化月間」になりそうです。なぜなら、古本屋さんでまず見かけることがなかった伊坂作品の文庫本と、ここのところ立て続けに出会いました。そして期せずして「強化月間」の開催となったわけです。
やはり伊坂幸太郎の作品は面白いです。どの作品にも登場人物が持つ独特の正義感があって、それに従って生きている姿が力強い。ある意味、羨ましい。
実際に自分のすぐそばにそういう人物がいたら、とても大変だとは思うのだけど、伊坂マジックにかかると「振り回されてもいいかも~」と考えている私がいるので不思議です。
今回読んだ『チルドレン』は、陣内という男を中心に5つの物語が展開します。この陣内という男が、厄介だけど何故か憎めないキャラで、他の登場人物たちと同じようにすっかり彼のペースに巻き込まれていました。
小説の中でなら、盲目の青年・永瀬のように陣内と「友だち」関係を持っても良いかもと思うけど、リアルな世界で陣内がいたとしたら、きっとグイッと距離を置いて鴨居のように接するだろうな。でも、陣内が「LIVEやるから来て」って言えば、喜んで聴きに行くのだろうな。…そんな気がします。
この作品は短編集なのですが、以前読んだ『死神の精度』と同様で、短編と言いながら実はすべてがまとまったひとつの小説になっているというものでした。
伊坂氏曰く「短編集のふりをした長編小説」。
なるほどね~。私はこういう手法、結構好きだわ。
伊坂さんのは、とみさんのお勧めをみて、
ゴールデンスランパーとラッシュライフと、あと何か読んだよ。
軽快な文章で、読んでて愉しい…。
しかしいかんせん人気者で、図書館に常にない!
読んでみたいかも…のは延々予約待ちで、なんとなくそれっきりに…。
とみさんの絶妙な解説が、読みたい欲を駆り立てます!
ホントにこれまで伊坂幸太郎の本があるのを見たことがなかった。
つまり伊坂作品は「買ったあと手放さない本」なんだね。
だから図書館でも常に「貸し出し中」になっちゃうんだろうね。
伊坂作品のほとんどが、仙台が話の舞台になっているから、
そこもハナキャップさんにおススメポイントになるかな~