野良猫の行方

8月以降、よく見かけるようになった野良猫。かなりデカい猫で、まったく人慣れはしていません。近づくと猛ダッシュで逃げて行きます。デカいくせに超～機敏です。男の子・女の子の確認もさせてもらえません。
本当にデカくて、仙台のトラちゃんよりも大きい（トラちゃんは骨格が大きい。このコは骨格が大きい上にデブ）。野良のはずなのになんでそんなにデカくなるのか「謎だ…」と、全力で疾走する後ろ姿の、とてつもなく大きなお尻を思い浮かべます。
日曜日、洗濯物を干しているときにやたらと視線を感じ、あたりを見回して「何？　何？」と多少ビクついていましたら、下から熱視線を送っているデカい猫…。ガン見されてます、私。

以前このあたりをねぐらにしていたミャーミャーミャーミャーよく鳴く人慣れしていた猫。もう半年くらい見かけていません。
ご近所の老夫婦が「ミーコ」と呼んでご飯をあげていたみたいで、おじいさんが外を歩くときに使う杖の音がすると、鳴きながら後をちょこちょこと追いかけていました。おじいさんの歩く速度とミーコのちょこちょこ走りが、何とも微笑ましかったのですが…。

骨董店のおばさんとそのお向かいのおうちの人が、朝晩交代でご飯をあげていた黒猫。それぞれのおうちでの呼び名があったでしょうが、私はそのまま「クロちゃん」と名付けていました。
かなり長い間駐車場で暮らしていたクロちゃん。２年前の秋、大雨が降ったあとから見かけなくなりました。

野良猫なんだからどこか別の場所で生きていてもおかしくはないのでしょうが、よく見かけていたコと会えなくなってしまうのはちぃと寂しい。ちぃと心配もするし…。
このデカネンコ（もう勝手に名前付けちゃっているし！）とは、もう少し仲良くなれたら楽しいのですけど、ほかのコたちと同様に、いつかいなくなっちゃうのかな～。