あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

美術館の庭

2019-06-29 | スポーツ・エンタメ
ちょっとした用事があって、表参道まで出かけました。用があって出かけるのだけど、用に要する時間は移動のために必要な往復の時間よりも短かったりするもの。先日の立飛もそうだったし、今回もそう。そのあとに予定が入ってなかったりすると、用が済めばその街で「何か」をしてから帰るようにしています。
そしてこの日の表参道ではどうしようかと考えた結果、根津美術館へ行くことにしました。

根津美術館は、東武財閥の創設者である根津嘉一郎の古美術コレクションを、邸宅を改装して開館した私立美術館。日本のものだけでなく、東洋の古美術品が7,400点以上あり、国宝 7件、重要文化財 87件、重要美術品 94件も所蔵しています。
茶人でもあった根津嘉一郎なので茶道具のコレクションは有名ですが、仏教絵画、写経、水墨画、近世絵画、中国絵画、漆工、陶磁器、刀剣、中国古代青銅器などなどなど、「どんだけお金使ったのよ!」と突っ込みたくなるくらいのコレクションっぷりです。

2009年に改築オープンした現在の建物は、隈研吾さんの設計によるものです。和モダンな雰囲気。隈さんぽいわ~。

  



今回の企画展はこちら。


水墨画を中心にした展示で、お茶席の絵画や茶道具など、古美術の魅力を堪能してきました。

美術品の素晴らしさはもちろんなのですが、私にとってのこの美術館の魅力は、実はお庭にあります。広い敷地は緑が深くて池やお茶室もあり、適度なアップダウンで散歩をするだけでかなりの運動にもなる。素敵です。
そして何よりもここのお庭が好きなのは、あちこちにたくさんの石仏があるところ。本当にたくさんの仏様と出会えます。

  

  

  

  


建物の中よりも庭にいる時間の方がはるかに長かった、とても素敵な美術館でした。
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