これで良し

地域によって事情はそれぞれなんでしょうが、遂に、TVのデジアナ変換が終了で、アナログTVでの視聴ができなくなります。私の住んでいる地域で終了するのは３月９日の正午です。「え～、３月末日だったんじゃないの～？　またJCOMに騙されたわ～」って気分でございます。
地デジ化されて３年半くらいですか。その間もデジアナ変換のおかげでアナログTVが使えていたわけですが、流石にもうサヨナラのときが来たようです。
でもね、まだTVは壊れているわけではないんです。十分、普通に使えるんですよ。なのに買い替えしなきゃいけないんですか？　それも強制的に？
「納得いかないわ～」
何でも限界まで、家電製品などは壊れてしまうまで使う主義の私ですので、まだ使えるTVと別れる気持ちには全然なれないでいました。年明けからそんな気持ちで過ごしていました。

それでも仕方ないので、ここ3カ月ばかり、いろいろとカタログを集めてみたり、家電量販店をブラついてみたり、netで情報収集をしてみたりしました。別に４Kなんて必要ないんです。第一、そんなサイズのTVを置くスペースの余裕などありませんしね。
サイズはもちろん、機能などを検討しているうちに、これも私の悪い癖なんですけど、だんだんと面倒くさくなってきまして、
「別にTVがなくても良いか～。最近はすっかりラジオを聴くことが多くなってるし～」
と、すべてを放り投げるような結論を出してしまいそうになりました。

で、結局私の選択。
まだ使えるTVは、私の主義通り、オシャカになるまで一緒にいてもらう。そのTVで番組を観られるように、地デジチューナーをつける。

ということで、お得価格で地デジチューナーを購入して取り付けました。
長年使っているTVですから、画面は４：３。デジアナ変換中は画面の上下がカットされて16：９の放送に合わせていましたが、地デジチューナーを取り付けたら、画面はフルサイズになったけど、左右がカットされてしまいます。TOPの画像がそれなんですけど、左上にあるはずの天気予報と時刻の表示が切れてますよね～。
多少の不便はあるかもしれないけど、これで良いです。いや、これが良いです。何より私が納得できていますから。寿命をまっとうするまで、アナログTVくんにデジタル放送を観させてもらいます。