あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

密談

2008-10-12 | 本(文庫本)
久々に登場の周ピーと孔ピーが密談。

孔ピー「この10日ばかり、とみがウキウキしているように見えましたが、お気づきでしたかな?」
周ピー「何やらそのようだったが、何かよいことでもあったのか? たらふく松茸を食べただとか?」
孔ピー「いや、そうではなく、これでございますよ。とみが去年からハマっている宮城谷昌光の小説で、遂に『三国志』の文庫化が始まったのです」
周ピー「おお! それでウキウキしておったのか。しかし発売日に買ってきて、ため息をついているのはなぜなのだ?」
孔ピー「とりあえず2巻の発売なので「買ったけど、まだ読み始められない…」と言っております」
周ピー「あ~、なるほどね~。とみは「長編でも一気に読みたい派」だから、もう何冊か文庫化されないと読み始められないんだな」
孔ピー「そのようです。待てないなら単行本で読めばいいのに、なぜか文庫本でしか本を読まないので、読み始めるのはまだまだ先のことでしょう」
周ピー「頑固なまでにそこは変えないからな~。『蒼穹の昴』だって、何度も単行本の誘惑と闘って、結局文庫化されるまで8年も待ったほどのアホだからな~」
孔ピー「まったくアホですな…」
周ピー「それで、宮城谷版三国志はどのような感じなのだ?」
孔ピー「宮城谷版は『三国志演義』ではなく、『正史三国志』をベースにしているのだそうです。だから「桃園の誓い」だとか貂蝉なんて出てこないんでしょう。さらにビックリなのは、後漢王朝の始祖、劉秀(光武帝)サマの時代からスタートしているんですよ。曹操のじいさまとか出てくるらしいし…」
周ピー「そんなところから? ちょ・ちょ・ちょっと見せてくれ。…何と、2巻目でようやく「黄巾の乱」なのか! 我々の出番はまだ先だな」
孔ピー「単行本の方もまだ完結していないし、いつになったらとみは文庫版を読み始められるんでしょうね」
周ピー「目の前に2冊あって読みたいのに「絶対文庫本主義」と「一気に読む主義」を曲げないから読み始められない。だから葛藤でグチャグチャになって、鼻血が出そうになるくらい身悶えているわけだ」
孔ピー「あなたは最終的に血を吐いちゃいますけどね」
周ピー「 …… 」
孔ピー「 …… 」

鼻血が止まらなくなったら困るので、できるだけサクサク文庫版を刊行してください、文春さん…
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2 コメント

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こんにちは♪ (ぱとみる)
2008-10-13 13:56:19
今日の大分は快晴で~す
そちらは、まさか鼻血止まらなくなってないでしょうね!?
孔ピーと周ピーの密談聞いてしまいましたよ
面白ければ面白いほど次が待ち遠しいですよね。
せめて発売時期等がわかっていれば楽しみに待てるけど、?じゃぁね~
一種の拷問かと・・・(大げさ?)
そりゃ、読み始めるのは勇気が要りますわ!
文春さん、とみさんを苛めないであげて
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ぱとみるさん (とみ)
2008-10-13 23:48:59
度々登場しているマルコちゃんに言わせれば、私の読書スピードは「早いよ!」とのことですが、
これが宮城谷作品のように面白いものだったりすると、加速度ついてしまうんですよね。
それが『三国志』ならもうあり得ないくらいの猛スピードになっちゃいそうで…
せめて6巻まとめて読めるまでは「積読」です(ちなみに、現在単行本は7巻までの刊行)。
今は、美味しいおやつを前に、ずっと「待て!」と言われているワンコのようなものです。
大袈裟でも何でもなく、この状態はまさに拷問っす 鼻血ブーっす!


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