とみしゅう日記

見えてくるもの

『ローグギャラクシー』(以下RG)というRPGについて。

どんなゲームであっても、「非の付けどころがない」ということはありえません。
必ず欠点…というか不満に思う箇所があるわけです。

そうした不満を感じたときにどうするか?
簡単です。

我慢できる範囲なら目をつぶる。
我慢できなければ、そのゲームごと嫌いになって遊ばなくなる。

で、RGの場合。

このゲームの最大の欠点は、メニュー画面の使いづらさにあります。
おそらくテストプレイをほとんどやらなかったのか、あるいはその結果がほとんどフィードバックされなかったか、いずれかでしょう。

RGでは、戦闘中に武器を変更する場面が幾度も出てきます。
遊び手の好みというよりも、「この武器を使わないと倒せない」という事情によります。
にもかかわらず、武器の変更が容易にできない。

さらにRGには武器の合成という要素があります。
ショップで売られている武器の数はさほど多くないので、合成によって武器を強化することは必然なのです。

当然、所持する武器の数も多くなり、戦闘中の付け替えも頻繁になる。
それなのに、装備の手順が煩雑。
これはいただけません。

同様の問題として、アイテム欄の使いづらさが挙げられます。

・武器の合成
・ファクトリー(新アイテムの開発)
・ひらめき(新しい技を思いつく)

などなど、RGにはアイテムを使ってできることがたくさんあります。
それなのに、アイテム欄をカテゴリー別で見ることができません。

ゲームとは、遊び手がその世界に関与できるという点において、映画や小説と一線を画します。
遊び手とゲームとの接点である部分が弱いと、「それなら映画を観たほうがいいや」ということになりかねません。

RGは様々な試みをしている意欲作である一方、他の人気作に比べるとインターフェース(ゲームと遊び手とを繋ぐ部分)の作り込みが甘いように思えます。
その部分が、次回作(RG2という意味ではなく、レベルファイブが次に作るゲームということ)にどう反映されるのか。

まぁ、それを差し引いても、RGは相変わらず「好きなゲーム」のひとつなんですけどね。
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