前回の続きです。
僕がエアロフォンを買った理由 - その11 - とみしゅう日記
2ヶ月ほどの練習(ほぼ試行錯誤)を重ねて、ついに迎えたスタジオでの練習!
音楽専用のスタジオに入るのは、これが初めて。
前の日から気持ちがウキウキしていました (^^)
翌日の練習に備えて、まずは持ち物の確認。
- Aerophone GO
マウスピース シールも、ちゃんと貼ってあります。 - 充電池(単3×4本)
Aerophone GOはUSB経由で給電できるので、スマホと同じ充電器が使えます。が、コード類が多いと演奏の邪魔になるので、電池を使います。なんだかんだで6時間くらいはもつようなので、4時間の練習であれば十分でしょう。 - ストラップ
本体付属のやつ。 - 液垂れ防止のバンド
本体のネック部分にはめて使います。
付属のやつをなくしてしまったので、手首用のサポーターを百均ショップで買いました。 - ヘッドホン&ステレオ ミニプラグ コード
最近はBluetooth接続で使うことが多いヘッドホンですが、Aerophone GOの音を聴くには有線がベスト。 - 瞬間接着剤
練習中に、本体のボタンが取れてしまったことがありました。
幸いにも作りがシンプルだったので、接着剤で貼り付けて事なきを得ました。
便利だね、接着剤って(久しぶりに使った)。 - 唾液を吹くためのグロス
いちおうサックス用のものを買ったのですが、Aerophone GO自体はほぼメンテナンス フリーなので、そんなに出番はないかも。
ちなみにマウスピース部分は、練習が終わったら取り外して、水洗いをして拭いてから、手洗い用のアルコールで消毒しています。
Aerophone GO付属のケースにもろもろ詰め込んで、入らない分は手持ちのバッグに詰め込み、準備はOK。
いざ出陣!
楽器ケースを背負うだけで、なんだか自分がいっぱしのミュージシャンになったかのような錯覚を覚えます。
この日の練習は、11時~15時の4時間。
山手線圏内とはいえ、土曜のこの時間だと人通りはさほど多くないのですが、スタジオがある階でエレベーターを降りると、あちこちから音が漏れ伝わっています。
おおぅ、これが音楽スタジオってやつか…
今回のバンドのメンバーは、以下の7名。
- ギター&ボーカル:Aさん(リーダー)
- ベース:Bさん
- ボーカル:Cさん
- ドラム:Dさん
- サックス:Eさん
- キーボード:Fさん
- エアロフォン:とみしゅう
Cさんは、以前の記事「僕がエアロフォンを買った理由 - その4」でも登場しています。
クラリネットの経験者ですが、今回はボーカルとしての参加。
スタジオには、すでにメンバーの何人かが来ていました。
僕もいそいそと準備をします。
Aerophone GOをケースから取り出して、液垂れ防止のバンドを付けて、出力ケーブル(スタジオで借りた)を本体につないで、と…
このケーブルが、やけに短くてですね。
たぶん1mくらいしかないんですよ。
ステレオ ミニ プラグ - RCAっていう組み合わせはレアなんだろうか…
ともあれ、今日はミキサーの横から離れられないことが確定しました😓
Aerophone GOは音色が11種類選べるのですが、僕が選んだ音色は Square Leadというやつ。
名前からして、T-SQUAREの曲にふさわしいですね (^^)
サックスのEさんとは、普段の仕事でも同じチーム。
サックス プレーヤーであることは以前から知っていて、Aerophone GOを買ったときにも、あれこれ相談をしていました。
サックス歴は、かれこれ10年以上とのこと。
今回はテナーとアルトの2種類を持ってきていました。
曲によって音色の合う・合わないがあるのだそうで。
サックスの世界は深いのね…
異色なのは、ドラムのDさん。
もともとはベーシストだそうですが、ここ半年くらいでドラムを始めたとのこと。
音感のいい人って、そういうことができるのね。
すごいなぁ…
その他のメンバーも、10年以上のキャリアの持ち主ということで、ド素人はわたくしのみ。
いまさらジタバタしても仕方ないので、やれることをやるのみ!
まずはお手本となる曲を流し、テンポを決めていきます。
OMENS OF LOVE、オリジナルのテンポ(BGM)は約160。
早すぎて無理です (ToT) と泣きを入れて、150くらいでどうでしょうと提案。
メトロノームで厳密にカウントするわけではないので、「まあ、なんとなくこれくらい」的なノリで始めます。
リハーサルとはいえ、初のセッション。
もちろん緊張します。
緊張するけど…楽しい!
普段はカラオケばかりだけど、いま目の前のメンバーたちが生で演奏している!
みんな、時々とちったりもしている。
でも、それがなんだか良い!
そりゃまあ、ミスは少ないほうがいいけれど、ミスしないことが目的じゃない。
どうせやるなら、かっこいいところを見せたい。
でも、まずは自分たちが楽しむことが大事。
そうはっきりと思えた。
でかいスピーカーを通して聴く音は、家ではとうてい体験できない。
文字通りに圧力を感じる音の波。
音のバランスがちゃんと取れているわけではないだろうから、自分が吹いている音が聴こえなくなるときもある。
なるほど、だからモニター用のスピーカーが必要なんだな。
知識では分かっていたことを、まさに実感できた。
全部で8曲くらい出ていた候補曲の中から、実際に演奏する曲を選んでいく。
おかげさまでOMENS OF LOVEは演奏曲に加わりました。
ありがたや。
OMENS OF LOVEが終わったら、僕の出番は終わり…と思っていたのだけれど、リーダーの負荷をちょっとでも減らそうということで、別の曲のボーカルを急遽担当することに。
ひー (ToT)
なんだかんだで、4時間はあっという間に過ぎていきました。
楽しかった、掛け値なしに楽しかった。
楽しかったとともに…僕の胸の中に、抗いようのない不満も広がっていったのです。
【つづく】