PC で論文やレポートなどを書いた経験がある人ならば、“Word”というワープロ・ソフトに一度はお世話になっているはずです。
かつて…あえて「かつて」と表現しますが…この“Word”と並んで人気のあったワープロ・ソフトに、『一太郎』というものがありました。
「ありました」などと過去形で語るのは、しかし実のところ失礼な話でして、現在に至るまでにバージョン・アップが続けられている「現役ソフト」なのであります。
ただ、PCの付属ソフトとして「一太郎モデル」と「Word モデル」が選べた時期もあっただけに、現在の「Word 一人勝ち状態」=「一太郎の低迷状態」には寂しさを感じております。
こんなことを書いていながら、実は今までに一度も『一太郎』を使ったことはありませんでした。
大学の卒業論文作成に使ったのも“Word”でしたし、仕事で使っていたのも“Word”でした。
乗換版を買うにしても、1万円はする代物です。
そうやすやすと買うわけにはいきません。
ただ、今の仕事が「英→日の翻訳/校正」ということもあって、改めて「日本語で書く」という作業に興味が湧いてきました。
そういう観点からすると、“Word”というツールは実に使い勝手が悪いのです。
最近は、ブログの投稿で文章を書くことが大半なのですが、オンラインのエディターは機能が脆弱だし、なにより不意の事故があれば文章がすべて消えてしまいます。
(これで、何度泣かされたことか…)
PCのエディターで文章を作ってから、ブラウザーに貼り付けれるのがベストなのですが、前述のとおり“Word”は使い勝手が悪いし(&重いし)、さりとて通常のエディターもなんだか心もとない。
日本語入力システム自体は、すでにATOKに切り替えていましたし、この際『一太郎』に切り替えてみるか…ということで、2月発売予定の2007年版を購入することにしたのです。
…なので、まだ手元にはありません。
完璧なツールなどあるはずはないので、実際に使ってみての長所/短所などを、このブログでも公開していこうと思っています。
『一太郎』に興味のあるかたは、お楽しみに。
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