気ままな広州日記

2011年12月からわんぱく3兄弟を従えて広州で過ごしていましたが、2015年7月に本帰国しました。

中山記念堂

2012-05-18 | 広州 レジャー・観光
越州公園を南門から出たら、中山記念堂(ちゅうざんきねんどう)が見えたので行ってみました。
中国革命の父孫文を記念して1931年に市民や華僑の寄付で建てられた講堂です。
上部が八角形の独特な宮殿式の建築で、天井は吊り下げ式のため柱がなく、堂内には舞台と4,800人収容可能なホールが設けられており
今もときどき演劇やコンサートなどに利用されているようです。

講堂の前には孫文の銅像。

講堂の入り口上には『天下為公(世界はみんなのためにある)』の額がかかっています。

講堂の舞台には孫文の遺言が刻まれた石板もあるそうです。
色彩がとても美しい建物でした。
上の講堂の写真、建物の八角形の屋根の左端に中山記念碑が見えていました。

中山とは孫文のことで、孫文が日本に亡命するとき身分を隠すため中国にはない中山という姓を用いたようです。
中山記念堂と名のつくところは広州だけでなく中国国内他にもあるようですね。
この日は五像石像~中山記念碑~中山記念堂と観光できて楽しかったです。


中山記念堂
住所 広州市東風中路259号
TEL  (20)83567966

越州公園~中山記念碑

2012-05-17 | 広州 レジャー・観光
五羊石像を見た後は、中山記念碑を目指しました。
この公園、かなり起伏が多く階段も多くて・・・階段を自分で上がろうとせず、三男にだっこを要求された夫はかなりのトレーニング。
後で越州公園は、越州山を中心として東秀、南秀、北秀の3つの人造湖と7つの丘で構成されていると知りました。

園内マップでは五羊石像から近そうに見えた中山記念碑、なかなか見えてこなくて・・・
階段を上った越州山の山頂にありました。どうりで。
 
入り口上のバルコニーのようなところ↓にも羊が・・

このバルコニーに上ってみましたが、公園の周りの木々が鬱蒼としていて、きれいな景色は望めませんでした。

公園はとても緑豊かで、広州博物館をはじめ30ヵ所以上の観光ポイントが点在しているようです。
歴史のある公園の木々もとても立派でした。


⇒続く

越州公園~五羊石像

2012-05-16 | 広州 レジャー・観光
日曜日の飲茶の後で、越州公園へ観光に行きました。
広州に来てから、観光らしい観光はほとんどしていなかったので、昨日のことに「明日の予定は~?」
ということで"越州公園へ行って五羊像(うーやん像)を見る!"と計画してみました。
が、あいにくの雨
それでもまあ行ってみよう~ということになり、中信すぐの林和西駅より地下鉄を2回乗り換えて行きました。
止むことを期待していましたが公園前に着いても降り続いていたので、傘をさしての散策。
正門から入りました。

広いとは分かっていたけど本当に広い!!
しかも起伏の多い公園で、要所にある園内MAPと案内板を頼りに五羊像を目指して進んでみたけどなかなか見えてきません。
いい加減疲れて来たころにようやく見えてきて・・・いいタイミングで雨もやみました

↑正面から

↑向かって右側から

↑向かって左側から
広州の地に五穀豊穣をもたらした5頭の羊の伝説をもとに造られた石像です。
広州の別称「穂城」「羊城」はこの羊伝説によるものだそうです。
ちなみに日本に来ることを"来日"というように、広州に来ることを"来"といいます。

少し長くなりますが羊伝説について・・・
紀元前300年頃羊に乗った5人の仙人が空から舞い降りて黄金の穂を広州の地にもたらした。
その後仙人は天に戻ったが、彼らが乗ってきた5頭の羊はそのままこの地に留まり、五穀豊穣のシンボルとなった。
五羊石像はこの話をモチーフに1959年に造られたものです。

この羊は家族なのでしょうか?
稲穂をくわえている羊、母親の乳を飲んでいる羊、あとの2頭もなんだか兄弟のように見えました
石像の羊の目もとてもかわいかったデス

大勢写真を撮っていましたが、中国の人は写真を撮る人が「一、二、三(イー、アー、サン)!」と言っていました(小さい発見!)

⇒次回へつづく




リプトンから残留農薬

2012-05-15 | 広州 日々の出来事
少し前のことですが、リプトンが中国で販売のティーバッグから残留農薬が出たとニュースになっていました。
農薬の基準値がEU基準と中国基準ではずいぶん違うようです。

食用油も中国産は発ガン性物質が検出されているものも多数あるようで・・・
私は日清だから少しは安全かな~と思って中国産の日清のキャノーラ油を使っているのですが、それもそうでもないのかも~
と改めて思い直したのでした。

食品や調味料全てを日本から調達してくることも出来ず・・・何をどのような基準で選ぶか・・・
口に入るものは安全が一番優先されるべきなのに、こういうニュースがあると何においても疑わざるを得ないというか・・・
買うのに迷います。


中国のモラル

2012-05-14 | 広州 日々の出来事
今日珠江新城のジャスコで夕方の買い物の際にあった出来事。

果物を何種類か買いました。
こちらのフルーツはほとんどのものが量り売り。500g単位で値段がつきます。
フルーツの近くに置いてあるビニール袋に好きな分量だけ入れて、フルーツコーナー近くの量り場の服務員に目方を量ってもらい
袋に値札をつけて袋の口を封してもらいます。
来穂当初はそれを知らずにレジまで行って何度困ったことか・・・

夕方は人も多く、一人しかいない量りの服務員のおばちゃんの前に列をなしていたので、私も列に並び・・・
自分の番が来たので、ぶどう、オレンジ、りんご、すいかの4つの袋を量りの横に置きました。
すると、後ろの男性のフルーツを持った腕が私のフルーツの袋の上を通り越して量りの上に
そしてその服務員も当然のごとくその袋に値札のシールをペタッ。袋は男性にすぐに受け渡され・・・
なんとも不愉快な出来事でした。
後ろの男性も男性なら、服務員も服務員。
1つしかないと早く終わるから先に?量りの上に載せるべき?私だってずっと待っていたし、早く買い物を済ませて帰りたいのに~
モラルも何もないのかしら~
言葉ができないと何も言うこともできず・・・
この国では量りの上に載せられた男性のフルーツを自分の物に載せ替えるくらい図太く生きてゆかねばならないのでしょうね~
その前に中国語の習得かしら