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トピアリー ブログ

上巳の節句と桟俵(さんだわら)

おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
やっと雨が降りました!
2024年12月~2025年2月の東京都心の降水量は合計33㎜。
1875年の統計開始からの最小記録を更新しました。
同時期の平均値が174.9㎜ですから、
今年の乾燥ぶりがわかります(日経新聞2025年3月2日参照)。

さて、3月3日は「上巳(じょうし)の節句」。
五節供のひとつで「桃の節句」「重三(ちょうさん)」ともいいます。
中国でおこなわれたた禊祓(みそぎはらえ)の習俗が伝来し、平安時代の朝廷や貴族の間で曲水の宴が行われました。
これは人形(ひとがた)に災厄を託して水に流す行事。
室町時代になると人形を贈る風習ができ、江戸時代(寛永年間1661~1673年)になるとひな祭りとして定着します(『年中行事大辞典』ISBN978-4-642-01443-4参照)。

子どもたちの健やかな成長を願う気持ちは今も同じですよね。
桟俵(さんだわら)を利用したシンプルな形が私のお気に入り。
今週も元気に参りましょう♪
▲桟俵(さんだわら)を利用した
お雛様



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