おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
1月7日は五節供のひとつ「人日(じんじつ)」。
古来中国では正月一日から六日まで獣畜を占い、七日に人を占うところから、この日を人日(じんじつ)といい、七草の菜を入れた粥を食しました(『荊楚歳時記』)。
この風習と春の若菜摘みが結びついて、日本でも平安時代から朝廷や寺社の年中行事となりました(『年中行事大辞典』ISBN978-4-642-01443-4より)。
七草を刻む時に唱える七草ばやしをご存知ですか?
一般的なのが「トウトノトリト、ニホンノトリト、ワタラヌサキニ」。
大きな音を立ててまな板をたたき鬼や疫病神を追い払うことに目的がありました。
穏やかな日常を過ごすための節目、ですね。
▲春の七草
セリ・ナズナ
御形(ハハコグサ)・はこべら
仏の座・鈴菜・すずしろ(大根)