おはようございます。トピアリスト・topiarist宮崎です。
フランスのトピアリー庭園といえばベルサイユ宮殿。
質素な狩猟用別荘を壮大な宮殿にしたのはルイ14世(在位1643年~1715年)。
宮殿の庭園設計を行ったのがル・ノートル。
彼の庭園設計は「フランス式」あるいは「ル・ノートル式の造園」として独自の庭園様式を確立します。
造園当初は『イソップ物語』にちなんだ迷園(植木の迷路)があり、イソップが道案内する趣向だったとか。
遊び心にあふれていますね。
ベルサイユ宮殿を愛したルイ14世は、自ら『王の庭園鑑賞法』というガイドブックを発行し、庭園を民衆に開放しました。
さて、明日はいよいよイギリス整形庭園の登場ですよ♪
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▲ベルサイユ宮殿
1668年 ピエール・パステル作
『THE STORY OF GARDENING』PENELOPE HOBHOUSE著より
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▲ベルサイユ宮殿のトピアリー
『造園の歴史Ⅱ』岡崎文彬著より