おはようございます。トピアリー宮崎です。
社団法人園芸文化協会主催の「新宿御苑菊花壇展観菊会」に参加してきました。
江戸園芸研究家の小笠原左衛門尉亮軒先生、通称ご隠居さまに御案内いただく贅沢な観菊会です。
新宿御苑の菊花壇は皇室ゆかりの伝統を継承し、日本の伝統文化を厳格に守って菊を自園で育てています。
菊を展示する小屋の造り、縄の結び、展示方法すべてにきまりがあり、美しさを保っています。
世界的に評価の高い新宿御苑では、ニューヨーク植物園から2年間研修生を受け入れ、2007年からニューヨークで菊花大会が開催されるに至っています。今年は厳しい検疫を何度も重ねてフランス、ベルサイユ宮殿に土ごと運搬された菊が2014年展示されるプロジェクトが進んでいます。
小笠原先生は「日本人はなぜか自身の素晴らしい文化に気づかず、外国で評価されると「ほ~」という。
いつのまにか菊文化が欧米のものにならないよう、園芸に限らず日本の伝統文化がリストラされる事がないように願ってやまない」とお話くださいました。
全くそのとおり。
ニッポン万歳、菊トピアリー・菊仕立て最高!です。
社団法人園芸文化協会事務局長丹羽理恵さん!
素敵な企画をご案内いただきありがとう!!
▲1株から数百輪の花を咲かせる大作り花壇です。
「裾野の輝」538輪
▲懸崖菊 見事な仕立てです。
▲大菊花壇
神馬の手綱模様に見立てた「手綱植え」
▲見る角度によって全く表情が違います。