つつじ ・ 塩船観音寺
躑躅を観に誘われて来てみれば、何時の日か名前に記憶があり、あれやこれやと思いを巡らしてみれば。
都庁が有楽町にあった当時、東京百景百選の一つである塩船観音寺を思いだしたのである。
当時の写真を見れば、躑躅の木もそのままで剪定されず伸び放題になっている。
観音寺の入り口には千年杉と称する大木が、右に左に大木が二本出迎えてくれる。
鐘楼にしても他の社も屋根が萱葺である、見るからに歴史を感じられる。
東京にも歴史を感じる場所があったのかと、本堂の右後ろの頂に観音様、時折鐘楼の鐘の音が谷間に響く。
都内では躑躅は満開を過ぎ散る花も、青梅では之から満開を迎えるのである。
種類によっては散っている種類もあり、全体的には之から満開を迎える事になりますね。