2015'6月~食道がん手術 2019’8月~肺腺がん手術

63才男性。2015年6月食道がん手術(Ⅲ)、2019年8月8日肺腺がん手術(原発Ⅰ)元気で長生きがモットー。

トラノモン日記-平成28年2月8日-手術後7.5ヶ月目

2016年02月08日 | 食道がん治療


  *TS-1抗がん剤飲用、4クール目 本日終了

   (3週間朝晩2錠ずつ服用します。
    さすがに強い薬ですね、3週目にはややめまいとだるさがします。)

  *シスプラチン点滴投与     2/1~2/4入院終了 (気持ち悪さはありませんでした。しっかりと食べれました。)

    今回の入院トピックス  讃岐うどんと節分豆 まさか病院で出ると思いませんでした。 









  *第二回目 転移検査      2/8 腹部・頚部エコー検査+CT撮影+尿・血液検査 1式

  最近は、食事が普通と変わらなくなってきました。

  今までは、どうしてもやわらかく、消化のよいものを優先してきましたが、

  最近は、多少硬さがあっても、よく噛み砕き、肉類などの栄養が多いものをいただいています。

  大腸環境のよい状態を想像しながら、いただいています。


 
 

トラノモン日記―平成27年12月22日 病院食グルメ紀行

2015年12月22日 | 食道がん治療




昨日より、第二回目の抗がん剤点滴入院に来ています。

二回目は、一回目より何か、

昨晩は、東京タワーのライトアップが、点滅式のクリスマスバージョンになっています。

今回は、抗がん剤点滴であっても気持ちが悪くならないので、

病院食のグルメについて考えてみました。

もともと、ここ病院は配膳時の温度にこだわっていて、

いつも看護師さんが、運んでくれる上げ膳には、

わざと厚めの食器で蓋つきで保温して暮れています。

また、今回の昼食の献立から、心を惹かれるグルメ料理の紹介をしましょう。

   

    鶏くわ焼き

   焼きネギ
   今が旬の長ネギ、根気よく中火で焼いてあるのがよくわかります。

   一口かぶりついたら、ねぎの中心から、じわぁ~っと果汁のようなねぎ独特の芳醇な汁と

   甘辛しょうゆのたれとからまって、この上なく上品な味にまとまっているのです。
 

   
   

  
   

   いとこ煮
   驚きの一品です。

   生まれて初めて食べた、かぼちゃとあづき(ささげかも)のうす甘デザート
    

   たぶん銀座のデパ地下では1個500円はくだらないと思います。


快方に向かっている感じがします。

この病院で良かったことをまとめてみました。

入院患者にとって、ほんの少しの”思いやり”や”気遣い”が

非常にうれしいのです。

そう意味では、患者のための病院としては、

この病院は、医療技術・患者への組織的な救急対応や

日常管理の対応などの各所に気遣いがあり、

一人一人がむしろ、生きがいを感じているような

前向きな、心構えの教育が出来ていると強く感じました。

















            

トラノモン日記ー平成27年12月22日(はやくも手術後約半年後)

2015年12月22日 | 食道がん治療
食道がん(パレット腺がん)手術後、早くも半年が過ぎようとしています。
2015年 今年1年を振り返ると、
2月に飯がつっかえるようになって、
妻から「お医者さんに見てもらったほうがいいわよ」いわれた時が始まりでした。

私は、ある意味、食道がんになって良かったと思います。

その後、春に胃カメラ検査を行い、細胞検査でがん細胞が見つかりました。
病院で癌であることを知らされ、私も妻も愕然としたことを記憶しています。
子供らには、父として、手術することを前提に、元気で長生きできるように
頑張ることを誓った。

私が仕事でいないとき、妻は今後の生活が不安であり、大泣きしたことを
子供から聞いた。

食道がんが見つかり、今までに経験したことのない いくつもの検査
にわか仕込みの食道がんのインターネット調べ、ネット関連本を読みあさる。

いつも可愛い50歳直前の最愛なる妻、
ちょっとはたくましくなった大学4年の長男、
まだ中二のかわいい元気な長女

家族みんなが、私には寿命があることを悟った。

あと何年生きられるかは、神のみぞ知ることを。

トラノモン日記-平成27年11月30日-手術後 5ヶ月目 (抗がん剤シスプラチン点滴後の診察結果)

2015年12月06日 | 食道がん治療


     【指の先端がただれてきました。】

     手術後、5ヶ月目の私の体状況  

     先週には、久々で現場作業を行ってきました。

     二日間連続の土いじりで、両手はかかさとなりました。

     その結果、両手の指の第二関節から先端部にかけて、

     かなり、肌荒れがおきました。


     

     食器洗いで、やや熱めのお湯を指につけると、飛び上がるほど、ヒリヒリします。

     指の表面側の色が幾分、くすんで黒っぽく見えます。


     指の先端は、やや皮が剥がれてきて、ひび割れしてきました。

     主治医の先生に報告すると、この現象も抗がん剤の影響とのことです。

     季節がら、空気が簡素しているので、市販のハンドクリームを勧められました。


   ■季節がら、風邪やインフルエンザが心配ですが、
   
    現在服用中の薬について、リューマチの先生と食道がんの先生に伺ったところ、

    インフルエンザの予防接種は可能とのことでしたので、リューマチの先生のところで、

    射ってもらいました。念のため。。。






     

     













トラノモン日記-平成27年11月19日-手術後4.5ヶ月目(抗がん剤シスプラチン点滴、初めてやりました)

2015年12月06日 | 食道がん治療
  シスプラチン点滴入院してきました。

  ■平成27年11月16-19日(3泊4日)

   ※既に錠剤の「TS-1」の服用は、1週間前から3クール目の開始

   1日目;昼から入院し、当日は検温・問診・説明などで、
       夜から、生理的食塩水の点滴を準備
       昼食、3時食、夕食ともに美味しくいただきました。

   2日目;昼から、シスプラチン点滴投与
       前説明では、吐き気・倦怠感等の副作用有りでした。
       そのため、昼食は、控えめにしてあまり食べませんでした。
       しかしながら、点滴後も全然、吐き気や倦怠感がなく、
       むしろ、お腹がペコペコに減ってしまいました。
       夕方の食事も美味しくいただけました。
       ※事前に、吐き気や倦怠感防止の副作用防止薬を錠剤や点滴薬で3種類ほど
        生理的食塩水のほかに投与していただいたおかげと思います。
        --- 気持ち悪さが全くなかったので、ありがたかったです。

   3日目;当初は、2泊3日と聞いていましたが、シスプラチンの副作用監視のため
       もう1泊勧められたので、お願いしました。


       主な兆候は、”むくみ”でした。この対策のため1日追加入院となったのでした。
       シスプラチン投与後も、り尿剤の服用や点滴をしていただいてましたが、
       体重が水分で62.0kgが3.65kgほど増えて65.65kgにもなりました。
       体から水分が抜け出るようにする必要があるとのことでした。
       おしっこがたくさん出るように頑張りましたが、やはりり尿点滴薬のほうが
       効果的にたくさん出ました。

       なお、病院のお風呂は、シスプラチン点滴投与日の2日目のみ入りませんでしたが、
       そのほかの日は、看護師さんの勧めもあり、ゆっくりと入れました。

   4日目;当日は、点滴もなく、主治医の先生の回診のみで、昼ごろ退院となりました。

          


   --- 当初、シスプラチン投与は、吐き気や倦怠感が強いと聞いていましたので心配したのですが、
     薬が私の体にあったのか、副作用防止薬が聞いたのか、わかりませんが、なんの異常もなく
     退院できたことは、感謝しかありません。

     神様、先生方、家族のみんな、ありがとうございます。


   入院費用と薬代について

    私の場合、①入院費(シスプラチン点滴入院) 1式(3泊4日) 59,080円(高額医療費控除上限額)

         ②TS-1配合OD錠T25 3週間分 21日分(朝2錠+夜2錠)=84錠+胃薬+基本料+調剤料
                      =(7,076点)×3割負担額≒¥21,230円


③リューマチ薬   (別病院)ジェネリック 1式(42日分)
                      =(3,991点)×3割負担額≒¥11,970円

          ※私は、10年ほど前から、リューマチ治療を行っています。

          以上合計額 ¥92,280円 でした。

トラノモン日記-平成27年11月1日-手術後約4ヶ月目その2(抗がん剤シスプラチン予定)

2015年11月01日 | 食道がん治療
6月30日の手術以来、振り返ると順調に回復し、
外科的手術部分はほとんど弊害や障害もなく落ち着いています。先生方に感謝です。
 
 



また、今月からは、今後の予後対策のため、今まで引用した「TS-1錠剤」のほか、
抗がん剤「シスプラチン」(点滴入院治療)を今月の16日から行います。  
初めての体験なので、吐き気・食欲不振の副作用が心配ですが、がんばります。
予定では、現在約2週間の抗がん剤休息期間ですが、今月10/10より第3クール目のTS-1服用開始、
10/16点滴入院・10/17シスプラチン点滴日、10/18退院となります。

はたして、どのようなことになるか楽しんできます。
 


       





トラノモン日記-平成27年10月26日-手術後約4ヶ月目(術後検査-合格-)

2015年10月26日 | 食道がん治療
先週から、6月30日の食道がん手術後の転移検査で、CT検査・エコー検査を行っていましたが、
本日、主治医の先生から、のど~腹部の範囲に転移は見られないとの結果をいただきました。
---神様、ありがとうございます。

術後四ヶ月目の精密検査結果を聞く日でした。
念のため、妻のも同行してもらいました。
初めての術後検査の結果を聞くことは、非常に不安でした。

昨晩は、なかなか寝れませんでした。

---それは、このようなことがあったからです。

先週の検査のとき、午前中、のどのエコー検査の先生は、
「特別、異常はありませんね。」との結果を口にされましたが、

午後のおなかのエコー検査の先生は、私の肝臓画像に黙って×印のマークを2箇所ほどつけられました。
その後も、特別の検査結果の見解はいわれなかったのです。

もちろん今回の検査結果は、今月26日の主治医の先生から、
詳しく、検査結果を聞くことになっていたので、検査の先生から聞くことはありえないと思っていました。
検査後、今日まで私の頭の中は「たぶん肝臓に転移しているだろう。」ということでいっぱいでした。

転移宣告を受けるつもりで、今日の診察にのぞみましたので、
主治医の先生から、「血液も栄養・代謝、エコー検査、CT検査の結果からも合格です」との結果をいただき、
涙が出るほどうれしかったです。
---でも今後も約4週間ごとに同じことが繰り返される予定なので、
自分の気持ちをもっと強くしないと検査結果を聞くプレッシャーに勝てないと思いました。

 なお、今後の予定は、11月16,17,18日に入院点滴で抗がん剤治療を受けます。
 点滴剤は、TS-1錠剤と「シスプラチン(点滴抗がん剤)」です。

 今後は、体重低下に注意し、筋トレ強化を行います。体重が少しでも増えるようにがんばります。

トラノモン日記-平成27年10月12日-手術後3.5ヶ月目

2015年10月12日 | 食道がん治療
平成27年10月 秋になりました。
近くの埼玉県川越市あいな親水公園では、コスモスが満開です。









おかげ様で、食事はほとんどのものが食べられるようになりました。
時と場合によって、家族と同様の食事をとっています。
量は少ないかもしれませんが、バラエティーにとんだ食事を
心がけています。
最近買った本で、腸内環境をよくすることが長生きの秘訣であることが
理解できたので、
早速、ヨーグルト・納豆・グラノーラなど、いろいろな食材を食べるようにしています。

食道がん除去手術後の空せき対策

2015年09月18日 | 食道がん治療
そういえば、前回も前々回の外来診療で、
先生に空せき(カラセキ)が出てしょうがない。との訴えをし、
先生から”空せき”は手術後3ヶ月~半年は一般的に出る。
とのことでした。
それはそうでしょう。
気管支にくっついていた食道を取って、胃で再建しているわけですから、
気管支の炎症が収まるまでには相当時間がかかるでしょうから。
---
先生からたぶん利かないと思うが、とのコメント付で
処方していただいた咳止めを飲んだらよく効いたのでびっくりです。
なお、咳き込んでしまったときには、スポーツやレクリエーションで使う
「携帯用酸素ボンベ」が便利でした。


   

息苦しいときには、3~5回吸うと呼吸が楽になります。
こんなアイテムも今まで考えていませんでしたが、
いまは、たのしみながら使っています。



トラノモン日記-平成27年9月15日-手術後2.5ヶ月目

2015年09月16日 | 食道がん治療

 おかげ様で、かれこれ食道がん手術後、2.5ヶ月がたちました。
 抗がん剤TS-1を1ヶ月間飲み続けまして、今は休息期です。
 口内炎もできず、倦怠感もそこそこで1ヶ月間の服用が終わりました。

 最近は、体重が減らないように管理のため、
 地元の官庁が行っているスポーツジムにも通い始めました。



 病院のジムより、若い人が圧倒的に多く、今の自分にあっているような気がしています。