2015'6月~食道がん手術 2019’8月~肺腺がん手術

63才男性。2015年6月食道がん手術(Ⅲ)、2019年8月8日肺腺がん手術(原発Ⅰ)元気で長生きがモットー。

トラノモン日記―平成27年12月22日 病院食グルメ紀行

2015年12月22日 | 食道がん治療




昨日より、第二回目の抗がん剤点滴入院に来ています。

二回目は、一回目より何か、

昨晩は、東京タワーのライトアップが、点滅式のクリスマスバージョンになっています。

今回は、抗がん剤点滴であっても気持ちが悪くならないので、

病院食のグルメについて考えてみました。

もともと、ここ病院は配膳時の温度にこだわっていて、

いつも看護師さんが、運んでくれる上げ膳には、

わざと厚めの食器で蓋つきで保温して暮れています。

また、今回の昼食の献立から、心を惹かれるグルメ料理の紹介をしましょう。

   

    鶏くわ焼き

   焼きネギ
   今が旬の長ネギ、根気よく中火で焼いてあるのがよくわかります。

   一口かぶりついたら、ねぎの中心から、じわぁ~っと果汁のようなねぎ独特の芳醇な汁と

   甘辛しょうゆのたれとからまって、この上なく上品な味にまとまっているのです。
 

   
   

  
   

   いとこ煮
   驚きの一品です。

   生まれて初めて食べた、かぼちゃとあづき(ささげかも)のうす甘デザート
    

   たぶん銀座のデパ地下では1個500円はくだらないと思います。


快方に向かっている感じがします。

この病院で良かったことをまとめてみました。

入院患者にとって、ほんの少しの”思いやり”や”気遣い”が

非常にうれしいのです。

そう意味では、患者のための病院としては、

この病院は、医療技術・患者への組織的な救急対応や

日常管理の対応などの各所に気遣いがあり、

一人一人がむしろ、生きがいを感じているような

前向きな、心構えの教育が出来ていると強く感じました。

















            

トラノモン日記ー平成27年12月22日(はやくも手術後約半年後)

2015年12月22日 | 食道がん治療
食道がん(パレット腺がん)手術後、早くも半年が過ぎようとしています。
2015年 今年1年を振り返ると、
2月に飯がつっかえるようになって、
妻から「お医者さんに見てもらったほうがいいわよ」いわれた時が始まりでした。

私は、ある意味、食道がんになって良かったと思います。

その後、春に胃カメラ検査を行い、細胞検査でがん細胞が見つかりました。
病院で癌であることを知らされ、私も妻も愕然としたことを記憶しています。
子供らには、父として、手術することを前提に、元気で長生きできるように
頑張ることを誓った。

私が仕事でいないとき、妻は今後の生活が不安であり、大泣きしたことを
子供から聞いた。

食道がんが見つかり、今までに経験したことのない いくつもの検査
にわか仕込みの食道がんのインターネット調べ、ネット関連本を読みあさる。

いつも可愛い50歳直前の最愛なる妻、
ちょっとはたくましくなった大学4年の長男、
まだ中二のかわいい元気な長女

家族みんなが、私には寿命があることを悟った。

あと何年生きられるかは、神のみぞ知ることを。