桜を見ました。薄ピンクの花びらが風にあおられ、ふぶいています。
--- 食道がんとわかってから、1年が過ぎました。---
振り返ってみると、長い一年でした。
自分より、家族のほうがもっと大変だったかもしれません。
やな病気になってしまったけれど、誰も変わることができない。
昨年の今頃は、家族みんなの気持ちが沈んでいた。
きっと、私の人生は他の人よりちょっとだけ短くなると思った。
でも、今は違う、他の人より長生きしてやろう。
・家族のため・世のため・人のために健康で働く。
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昨年4月、地元の中核病院の先生から、照会を受け、
昨年6月30日、都内の大病院にて、食道除去・胃上部1/3切除、リンパ節除去の
腹腔鏡、胸腔鏡の大手術ができた。
回復も早く、過去3回の転移検査でも転移なし、
化学療法による抗がん剤(シスプラチン点滴とTS-1錠剤服用)でも、
吐き気は「ゼロ」、髪の毛はやや細くなったが、はげてはいない。
今は、普通食を茶碗2杯で井戸のご飯とおかずは何でもいただけている。
体重が減った、昨年2月は78kgだったのが、本年1-2月には60kgを割り、
最低体重体重 58kgまで低下した。
3-4月期には、やや体重の増加があり63.5kgとなった。
こんな、幸せなことはないと思う。
毎年、桜の季節は1年を振り返る時と使用。