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米国 反シリア勢力による化学兵器使用を認める

2017-10-23 08:21:03 | 日記
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画像の出典: Wikipedia [Public Domain] & Author:GageSkidmore [CC BY]
米国務省「初めてシリア反政府勢力による化学兵器使用を認めた」〜トランプ大統領のシリア空軍基地大規模攻撃の根拠崩れる!
2017/10/21 9:00 PM '17シリア化学兵器偽旗事件, ドナルド・トランプ / *軍事・戦争, 中東, 竹下氏からの情報, 軍事・戦争 FacebookGoogle+ 印刷
竹下雅敏氏からの情報です。
 これは、すごいニュースが出てきました。なんと、米国務省の声明で、「穏健な野党勢力」と呼んで支援していた勢力がシリアで化学兵器を使用していたことを認めたというのです。シリアでの化学兵器の使用については、ロシアもシリアも、シリア政府によるものではなくテロリスト側によるものだと、何度も言ってきました。時事ブログでもこの立場で、これらのことを報じてきました。
 トランプ大統領は、テロリスト側による偽旗の化学兵器攻撃を根拠にして、トマホークによるシリアの空軍基地の大規模な攻撃を行いました。その根拠は完全に崩れたことになります。
 この件も含め、アメリカはどのような言い訳をするのか見ものです。
(竹下雅敏)
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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露国防省『米国務省が初めてシリア反政府勢力による化学兵器使用を認めた」
転載元) スプートニク日本 17/10/20
米国務省が初めて、「ヌスラ戦線」と関連があるテロ組織がシリアで化学兵器を使用していることを認めたと、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が米国務省の声明を引用して発表した。

スプートニク日本

コナシェンコフ氏は、「声明文では、ヌスラ戦線と関連がありシリア北部のイドリブ県で活動しているテロ組織『タハリール・アル・シャーム』が、『重火器や手製爆弾、化学兵器』を使用していることが詳細に述べられている。この声明により、ヌスラ戦線がテロ実行のためイドリブ県で『化学兵器』を単に保有しているだけでなく、強調するが、使用していることを今回初めて米国務省が公式に認めたと言える。このテロ組織による化学兵器の使用については、これまで我々は何回もあらゆるレベルで警告し、発表してきた」と述べた。
また、現在イドリブ県で「化学兵器の使用が確認されているのはハーンシャイフーンでの1件のみ」だと指摘し、「だが米国は、これについて政府軍を頑なに非難し続けていた。一方、このテロ攻撃を行った戦闘員らについては、米国務省はこれをヌスラ戦線のメンバーだとしているが、『穏健な野党勢力』と呼んでいたのだ」と強調した。

さらに、「米国務省の公式声明から判断すると、すべてが明らかになった。イドリブ県では『アルカイダ』と関連があるテロ組織『ヌスラ戦線』が化学兵器を単に保有しているだけでなく、民間人に対してそれを使用しているということだ」として、「高価な巡航ミサイル『トマホーク』によるシリアのシャイラト空軍基地に対する大規模な攻撃が米国政府にとっていったい何のために必要だったのか、についてははっきりしていない」とも述べた。

(続きはこちらから)
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シリア政府軍が、東ホムズに ISIS の“化学施設”を発見
転載元) 創造デザイン学会 17/10/21
(前略)

Arabi Souri
Global Research, October 19, 2017
Syria News, http://www.syrianews.cc/saa-discovers-isis-chemical-homs/


Homs 東部で発見された化学 薬品(ソース:Syria News)


シリアのテレビ・チャンネル、Sama TV が、SAA(シリア・アラブ軍)に随行して、ホムズ地区東部の村落に入ったとき、SAA はこの化学施設を発見し、下の報告を放送した。
https://www.bitchute.com/video/ugtZOp54OFAD/

Sama TV 報道の書き下ろし:――

シリア・アラブ軍の英雄たちと、ホムズ東部の技術者チームによる綿密な捜索は、この地方のISISテロリスト組織の最後の残党がいなくなった後も、続いている。捜索活動中、テロリストの要塞の一つに、専門家たちが、あるワークショップを発見した。そこには、テロリスト集団が犯罪活動に使った、100種類以上のプライマリー化学薬品が含まれていた。

Jib al-Jarrahの東地域を捜索しながら、テロリストのおぞましい残留品を清掃中に、彼らは、プライマリー化学物質の置かれた大きな施設が、アルラビア村の、テロリスト要塞の内部にあるのを発見した。これは、害のない市民に対し、また、その領域で活動するシリア・アラブ軍に対して使うことのできる、多くの危険な物質を製造するのに使えるものだった。

幅広い規模の機械や、これらの物質の処理や使用のための器具類に加えて、薬品や機械の中でも最も目立つのは、濃縮塩化物、97%に濃縮された硫酸、リン酸、アンモニア溶液、ジクロロメタン、酢酸、過リン酸石灰肥料...だった。

特筆すべきことは、これらの化学物質や器具は、高度な専門家でなければ扱えないことである。

現在は、強力で正確な軍事作戦によって、これら武装集団は敗退し、有能な専門家によって、これら化学物質は十分に保管されている。

我々は、西側メディアがシリア国家を非難し、化学物質を使っていると躊躇もなく言っていることを知っている。しかし問題は、これら西側諸国とサウジの支援するテロリストたちが、どうやってこのような物質を手に入れたのかということだ。西側と彼らの 同盟軍たちは、テロリスト、特にヌスラ・フロントとISISに、最も進歩した武器や弾薬をずっと供与してきた。ガス装置も、当然その一部であろう。―Afraa Dagher
http://www.syrianews.cc/washington-arming-isis-nusra-front-syria/
http://www.syrianews.cc/us-coalition-armed-isis-nusra-front/

以上

小池百合子CIA  エージェント

2017-10-23 08:14:40 | 日記
日本を守るのに右も左もない
2017年07月18日
小池百合子とCIAと国民ファーストと小泉進次郎
7月4日のエントリーで、小池都知事と旧勢力の繋がりについて書きました。今回はその続きです。
小池は政財界の“最後の黒幕”と言われた朝堂院大覚(松浦良右)と深い繋がりを持ち、テレビキャスター時代は大物政治家とのつながりを通じてCIAへ情報を横流していたという説です。
都議会選挙では、都民ファーストの会が圧勝しましたが、これはマスコミによる小池人気に加え、いずれ小池を国政へと導くためのCIAの策略(不正選挙)も加わっていた可能性が濃厚です。
にほんブログ村 政治ブログへ
小池知事がCIAはじめ旧勢力と深い繋がりがあることを述べているブログから引用紹介します。

http://tocana.jp/2017/07/post_13838.html

「小池百合子がCIAエージェントかもしれない“4つの疑惑”」を政府関係者が暴露! 都民ファーストの真の目的とは?

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小池百合子公式HPより
先日の都議選で自民党を圧倒した「都民ファーストの会」の創設者、小池百合子東京都知事に不穏な噂が流れ始めている。ネット上でまことしやかに囁かれていた「小池百合子CIA説」が、実は“陰謀論では片付けられないレベル”だと永田町界隈でも噂になっているというのだ。その根拠は何なのか? 政府関係者が「4つの疑惑」を教えてくれた。
第1の疑惑:大物フィクサー・朝堂院大覚(松浦良右)との接点

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怪物フィクサーに学ぶ「人を動かす」(サイゾー)
「田中角栄、石原慎太郎、PLOアラファト議長など国の内外を問わず海外から日本の政財界、果ては芸能界までも裏から操縦していた“最後の黒幕”と呼ばれる男で、当然CIAなどの情報も握る立場にある大物、朝堂院大覚(本名・松浦良右)との接点が大きい。彼は、小池百合子の父親・小池勇二郎が政界進出に失敗して借金まみれになった際にそれを肩代わりしたり、エジプトでの日本食レストランの開業資金など総額2億5千万円を支援したといわれている。また、カイロ大学に留学していた小池百合子をいたくかわいがり、大学卒業後に、彼女の悲願であったカイロでの空手雑誌の出版でも金を出している。この時期に、朝堂院を通じて小池がCIAのエージェントにリクルートされていた可能性があるとみる者は多い。その後、小池は朝堂院と親交のあったアラファト議長やリビアのカダフィ大佐の会見でインタビュアーも務めており、着々と世界の大物たちとの繋がりを築いた。ちなみに、朝堂院のフィクサーとしての能力は評価されているものの、黒い噂が絶えないのも事実で、現在は「松浦グループ」の代表である松浦正親にマザーズ上場ストリーム株を巡る相場操縦の容疑がかかり事務所に強制捜査が入っている」

第2の疑惑:ニュースキャスターの仕事の裏で

「小池百合子がニュースキャスターになったのは、メディアコントロールを実践で学ぶためだったからではないだろうか。アラファト議長など大物相手に通訳やインタビューで実践を積み重ねたのも、まずはキャスターとしての地位を確立するという目的があったからだろう。表に出ることのないメディア情報をCIAに横流ししながら、情報コントロールの技を学んでいた可能性はある」

第3の疑惑:時の権力者に寄り添った本当の理由

「小池といえば、92年7月の参議院選挙で、日本新党からの出馬以来、日本新党(細川護熙)→新進党→自由党(小沢一郎)→保守党→自民党(小泉純一郎と安倍晋三と石破茂)と渡り歩き、常に時の権力者の側でキャリアを築いた。そのため、小池は『旬の権力者の思想に染まりやすい女』と評されたが、それは違う。小池はCIAの戦術に沿って、戦略的にその時々の権力者から国の機密情報を抜いていたのではないか。そう考えた方が、自然だ」

第4の疑惑:小泉純一郎との蜜月関係、進次郎を総理大臣に?

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画像は、『小泉純一郎独白』(文藝春秋)
「小泉純一郎と小池は結婚寸前だったという話が浮上するほど、その関係は深いといわれているが、実は“極親米”つながりで2人が親密な関係になっていた可能性はある。現在小池は息子の進次郎が大のお気に入りで、よく一緒にいるところが報告されているが、恐らく彼女には、これから『国民ファースト』党を設立してそこで進次郎を担ぎ上げるシナリオがあるはずだ。ここにきて自民党が進次郎を内閣の重要ポストに起用することを検討しているといった話も浮上しているが、確実にそれを受けるとは思えない。進次郎にとって“政界の母”である小池との絆を選ぶ可能性はある。小池は進次郎を総理大臣にした後、キングメーカーとなって国を動かすつもりだ。しかしそれはCIAエージェントが作り上げた『まやかしの国民ファースト』である」

この政府関係者によると、「ひとくちにCIAといってもさまざまなグループが存在し、安倍を支えるグループもある」ということだが、小池氏ほど見事にエージェントであることを隠し通して出世した者は少ないという。大躍進を続ける小池氏だが、彼女が目指す理想の日本は“CIAの傀儡国家”なのかもしれない。


小池の人気が急騰していく中で、安倍政権の支持率は急降下を辿る一方です。旧勢力にとって共謀罪が成立すれば、ロシアに擦り寄る安倍はもはや用なし。次の駒を着々と準備していることが分かります。
ヨーロッパではフランス大統領選で不正選挙でマクロンが当選。旧勢力は、その力を弱めてきているため、なりふり構わずナワバリを確保しようと必死になっており、日本もその標的のひとつと言って良いでしょう。この事実を知ることなく、我々はそれをマスコミをはじめとする観念支配により、思考が封鎖されています。
その突破口は
・世の中を動かしている力の正体は? ~「観念支配の歴史」と突破口~
・プロによる観念支配 ~近代観念による全面閉塞~
・日本人の活力を再生するには? ~近代思想・自分観念から徹頭徹尾対象認識へ~
にあるとおり、マスコミをはじめ旧勢力が拠り所としている近代思想・近代観念(自分第一・お金第一の価値観)から思考を解放し、相手や集団や社会を第一とする対象発の思考(この閉塞を突破するには・社会の役に立つにはどうする)に転換し、皆で歴史構造や社会構造や人々の意識潮流といった事実を追求し、それらを整合させ、本源潮流の先にある未来を創造していくことにあるのです。





List  投稿者 nihon | 2017-07-18 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配, 04.日本の政治構造 | No Comments » 
< 安倍を切り、小池に乗り換えた旧勢力~支配構造は変っていない!~田布施一味 VS 官僚の100年戦争 >
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副島隆彦先生

2017-10-23 01:51:09 | 日記
2200]総選挙前、来たる15日の私たちの定例会に、結集して下さい。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2017-10-11 16:47:06

副島隆彦です。今日は、2017年10月11日です。 



いよいよ 総(そう)選挙(ジェネラル・エレクション の日本語への訳語。衆議院選挙のこと) の始まりだ。 私は、自民党は大負けする、と思う。安倍晋三は退陣だ。



自民党は、今の290議席から大きく議席を晴らして、210議席ぐらいだろう。80議席減らす。 公明党も、同罪で、35議席から25議席ぐらいだろう。合せて、235議席だ。

過半数は233議席だから、これでも、自公(じこう)連立政権で、安倍晋三が首相を続ける、ということになるか。そうはならないだろう。安倍晋三は、国民の怒りを買って、石で追われるがごとく、私たちの景色の中から消えて行く。 本当に、こいつは、つまらない人間だった。あの おちょぼ口の、「ボクちゃんたちは、政権党としての責任を果(はた)し・・・」の10歳の少年のような語り方は、何だ。 あれでも一国の指導的政治家か。

私は、自分のことだが、今日、恒例の金融本を書き上げた。一冊の本を仕上げることの苦しみに耐えた。誰も自分の職業を疎(おろそ)かにしてはいけない。自分の生活を守ることが何よりも大事(ファースト)だ。一国の政治のことは、二の次(セカンド、センカンダリー)だ。 私は、自分の今度の、金融本『銀行消滅(ぎんこうしょうめつ』(祥伝社刊、11月2日発売)で書いた。

「私たちの周囲から銀行の支店が消えつつある。今は、コンビニで支払いや送金をする「コンビニ決済」の時代だ。その次が「スマホ決済(モバイル決済)だ。 さあ、そのあとサイバー・マネーの時代で、「ビットコイン決済」が来るだろうか」を詳しくあれこれ調べて書いた。 この本のことはまた書いて宣伝します。

 私、副島隆彦は、今度の選挙での、自民党の大きな敗退を予言する。その一番の理由は、「増税をする、と公言して勝った自民党の首相は、これまでいない」というコトバに従うからだ。「消費税を、2019年10月から10%にする」と増税を公約にして、それを、自民党支持でやってきた 経営者や自営業者が、いい顔をするはずがない。彼らが、「安倍晋三を、いい加減、辞めさせろ」で、動く。これが安倍晋三の終わりの最大の理由だ。

 消費税の支払い(納税)は、経営者と自営業者(セルフ・エンプロイド)にとっては、その年の自分の手元に残った最後のお金に、財布に手を突っ込んでくるように、無理やり国(国税庁、税務署)が取り立ててゆくカネだ。私も、80万円とかの消費税をむりやり課税されて怒っている。所得税や地方税の400万円の他にだ。このことを一番、身に染みて分かっているのは経営者、小(しょう)資産家、自営業者たちだ。彼らが、安倍政権に引導を渡す。

 一国の政治は、国民のためにある。国民を深いところで、怒らせて、それで政権が成り立つはずは無い。デモクラシー democracy とは、デーモス(demos 民衆 people 、=hoi poloi ホイポロイ  庶民大衆 )による クラシ-( cracy 、支配体制)のことだ。デモスの重要な利益を損ねて怒らせたら、権力者たちはひっくり返される。今の安倍政権は、国民を5年間も騙(だま)してきた。連立政権を組んできた公明党も同罪だ。国民は、ますます、どんどん貧乏になっていった。 もう国民生活は限界だ。これ以上の貧乏を、国民・大衆が我慢するはずが無い。だから、「安倍、辞めろ!」なのだ。それから、「(安倍)お前が国難だ!」だ。

今週末の 10月15日(日)に、私たち学問道場の定例会(自力での講演会)があります。 私たちは、今回の降って湧いたような総選挙のことを知らないで、定例会を準備してきました。それでも、この国民政治の重要な、国民による審判を下(くだ)す時期に、私たちの秋の総決起集会を開くことになった。 ですから、会員の皆さん、ご自分の友人を誘って、どうぞ、15日の、東京・三田の建築会館での、私たちの集まりに参加して下さい。 参加申し込みをして、当日払いで来て下さっても構いません。まだ席はあります。

↓定例会のお申し込みは、コチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

詳細は以下の通りです。

私は、この定例会で、今度の総選挙のことについても話します。基本のコトバは、「安倍、辞めろ!」です。 これ以外に、私たち国民が団結する評語(スローガン)は見つからない。

今回のゲストは、国際時事解説者(世界基準の情報を日本人に伝える)の田中宇(たなかさかい)氏です。 下の名前が、宇宙の宇(う)だから、田中「うータン」とも呼ばれている碩学(せきがく)です。 彼と、あれこれと幅の広いことを討論しながら、彼に、多くのことを質問して、実り多い勉強会にしたい。それでも、目下の目の前の問題は、10月22日が投票日の、衆議院選挙だから、どうしても、ここに向かって議論しなければいけません。私は、その覚悟をしています。


田中宇氏

 私が一人で話す部分でも、私は、自分が今、考えていることを、ズケズケと、遠慮無く、何でも話そうと思います。 安倍を引きずり下ろすための 対抗馬が、小池百合子という裏のある女だとしても、日本国民は、とにかく安倍晋三政権を打倒しなければいけない。

小池百合子 が作った「希望の党」と、解散、解党(かいとう)した民進党からすべてを合流させることが出来なくて、護憲(ごけん)のリベラル勢力は、第3極として「立憲民主党」となって枝野新党になってまとまった。 それで、三つどもえの三極(トライデント)の争い、で、どこが勝つか、で 次の政権が出来て行く。



 ここで、私は、大胆なことを言いますが。小池百合子の希望の党は、始めから「共同代表」とすることに決まっていたらしい。小池は、東京都知事にとどまる、という選択をした。だから選挙に勝って、野党第一党になっても首班指名(しゅはんしめい、首相になること)は受けられない。では誰が、次の首相になるのか。 たいていの人は、統一教会(とういつきょうかい)ではない、自民党の穏健(おんけん)な政治家が次の首相になってくれれば、それでいい、と思っている。 私は、それを望まない。

 今の日本には、「この人が、日本の首相であって欲しい」が見当たらない。どこを探しても、世界=国際社会 に出しても遜色(そんしょく)の無い、首相の器(うつわ)である人物が居ない。 石破茂も、困った顔をしている。しっかり者の岸田が、じっくりと自分の番を待っている。だが、他にいないから、ということでなる、という感じだ。

前原誠司(まえはらせいじ)は、元から頭が軽いので、首相の器では無い。細野豪志(ほそのごうし)は、まだ自分がやる、という構えでは無い。そうなると、誰が首相に相応(ふさわ)しいのか?  小池は、もう、一体、自分の周囲で何が起きているのか、国民は何を考えているのか、で頭が回らないような状態だ。

この小池とぶつからないで、それなりに、話し込んできた人物がひとりいる。 それから、ダークホースで、大阪の 橋下徹(はしもととおる)がいるが、選挙に出なかった。橋下とも話があって、彼も、この人でいいと、言うだろう人物がいる。前原と細野の 長年の先生で、彼らに政治を教えて来た人物がいる。 

 だから、小池も、橋下も、前原も、細野も、「この人が、当然、日本の首相になるべきだ」という人がいる。さらには、枝野幸男(えだのゆきお)であっても、この人の政治家としての格(かく)の高さには、頭を下げる。それは、小沢一郎(75歳)だ。だから、新党希望が予定していた共同代表のところに、ポカンと空いていた空白を、埋めるのは誰か? が、これで明らかになる。



「小沢一郎だけは大嫌いだ」と憎しみを込めて生きてきた、石原慎太郎でも、森喜朗(もりよしろう)でも、小池百合子に、公開の場に引きずり出されて、自分の見苦しい姿を、晒(さら)して、小池とぶつかって、煮え湯を飲まされた。あとは、小泉純一郎と、麻生太郎も、安倍晋三も、小沢一郎が大嫌いだろうが、それでも、「自分たちでは、もう日本のこの難局(なんきょく)は乗り切れない。自分たちは、官僚を押え付けることも出来なかった」と内心では、深く反省している。 いくら強がりを言っても、国民のための政治の目からは、このことは明らかなのだ。

指導者の政治家たちの、誰からも一目置かれているのに、なぜかずっと嫌われてきた男が、小沢一郎だ。 だから、副島隆彦は、小沢一郎は、西郷隆盛(さいごうたかもり)なのだと、ずっと書いて来た。西郷南州(なんしゅう)は、幕末の日本の宝で、清廉潔白の士で、どんな人とも対等に穏やかに接した、陽明学(ようめいがく)に学び、本当は、隠れキリシタンの、「四民平等を目指しもそう。身分制社会である徳川体制を打倒しもそう」と闘った偉人だ。 最後に、きっと小沢一郎の名前が、出てくるだろう。私、副島隆彦は、言論人として、ずっと、雨の日も風の日も、このことを書いて来た。

だから、学問道場の会員の皆さん! 10月15日の 定例会に結集して下さい。

私たちは、今や、どの支持政党も、どんな味方勢力も持たない、微々(びび)たる、在野の知識人集団である。だが、私たちが今の日本で、一番、汚れていなくて、変な勧誘にも乗らないで、自分たちだけで、志(こころざし)を貫いて、ここまでやってきた集団。私たちが、日本で一番、頭のいい人間たちの集まりだ。

私は、このことを本気で、会員の皆さんに訴えかける。どうぞ、年に二度の、この私たちの会に集まって互いに、知った顔を見て、同志としての友愛を築いて、そして、私たちの日本国のために、大声を上げましょう。 誰にも遠慮しない。どんな勢力にも頭を下げない。 官僚どもの支配 と、荒れ狂う ヘンな宗教団体からの攻撃 に、私たちは体を張って立ち向かいましょう。

副島隆彦 拝

(資料の新聞記事。転載貼り付け始め)

〇「安倍政権5年に審判(しんぱん)  衆院選公示、1180人立候補 」

2017/10/10 日経新聞

第48回衆院選は10日公示され、各党は22日の投開票に向けた12日間の選挙戦に突入した。5年弱にわたる安倍政権の評価を有権者に問う選挙となる。政策テーマでは消費増税や憲法改正などが争点。選挙戦は「自民党・公明党」「希望の党・日本維新の会」「共産党・立憲民主党・社民党」の3極が、政権の継続か転換かを争う構図だ。
街頭演説を聴く有権者ら(10日午後、仙台市青葉区)

 立候補届の受け付けは10日午後5時に締め切られた。立候補者数は1180人で、内訳は小選挙区936人、比例代表(重複を除く)244人。政党別では自民が332人と最多で、共産(243人)、希望(235人)が続く。
 希望は目標とした過半数(233)の候補擁立にはこぎ着けたが、比例単独候補を37人抱えており、単独での政権獲得は事実上難しい状況。小池百合子代表(東京都知事)は出馬しなかった。

 小選挙区の立候補者数は1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、過去最少となった。共産が立憲民主や社民との競合を避けて候補者を取り下げたことなどが影響している。

 自公両党の公示前勢力は324議席。首相は与党の勝敗ラインを過半数の233議席と定めた。憲法改正に前向きな希望や維新を合わせた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2以上の310議席に達するかもポイントとなる。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、岩手県一関市での街頭演説で「この選挙はいかに北朝鮮の脅威に対して、国民の命と幸せな暮らしを守り抜くかだ」と強調。公明の山口那津男代表は北海道美唄市で「日本の行く末を責任感と安心感をもって実現できるのは自民党と公明党の連立政権だ」と述べた。

 希望の小池氏は都内で「国の政治を改めて『安倍1強政治』をここで止めたい」と訴えた。日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は大阪市内で「消費増税の前に役所のお金の使い方を見直す」と指摘した。

 共産の志位和夫委員長は「最大の争点は安倍暴走政治をこのまま続けさせていいのかだ」と呼びかけた。立憲民主の枝野幸男代表は「まっとうな政治を取り戻すためには新しい受け皿が必要だ」と主張した。社民の吉田忠智党首は「森友学園や加計学園問題などについて丁寧に説明をすると言いながら、全く国会で議論しない」と安倍政権を批判。日本のこころの中野正志代表は安倍政権下で憲法改正の実現をめざすとした。

 「1票の格差」を是正したため、今回から小選挙区の定数は6減の289、比例代表は4減の176となる。総定数は465。計97選挙区で区割りが変わった。事前に投票できる期日前投票は11日から始まる。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 拝