ヒバリとモグラ
むかし、モグラがヒバリからお金をかりた。
ヒバリが
「かした金を返しておくれ。」
とさいそくすると、
「あのお金は、お天道様にかしたから、お天道様に返してもらってくれ。」
とモグラはうそをこたえた。
それからというもの、ヒバリはお天道様がでると、空高くまいあがって、
「日一分 日一分、利取る 利取る、月二朱 月二朱。」
と鳴いて、借金を返せとお天道様にいうのである。
身に覚えのない借金を返せといわれるづけるお天道様は、おこって、ヒバリにうそをいったモグラをこらしめようと思っている。
そのためモグラはお天道様と顔をあわせないように、地面深くもぐり込んで、けっして地上へは出てこないようになったのである。
(出典不明)
むかし、モグラがヒバリからお金をかりた。
ヒバリが
「かした金を返しておくれ。」
とさいそくすると、
「あのお金は、お天道様にかしたから、お天道様に返してもらってくれ。」
とモグラはうそをこたえた。
それからというもの、ヒバリはお天道様がでると、空高くまいあがって、
「日一分 日一分、利取る 利取る、月二朱 月二朱。」
と鳴いて、借金を返せとお天道様にいうのである。
身に覚えのない借金を返せといわれるづけるお天道様は、おこって、ヒバリにうそをいったモグラをこらしめようと思っている。
そのためモグラはお天道様と顔をあわせないように、地面深くもぐり込んで、けっして地上へは出てこないようになったのである。
(出典不明)