鳩谷(はとがや)ダム
重力式コンクリートダム
庄川水系庄川 岐阜県大野郡白川村
訪問日 2024/10/11
椿原ダムから更に庄川を遡ります。途中、道の駅『白川郷』の向かいにある鳩谷発電所を撮影。「ハ、ト、ヤ、に決めた~♪」などと口ずさみながら走りました。ダム名は、「はとがや」だったのですが。
関西電力の発電用ダム、堤高63.2m、堤頂長331.5m、1956年(昭和31年)竣工。こちらも構内立入禁止。
鳩谷ダムもビューポイントが限られるダム。ただ、諸先輩方のダム下の河原から撮った写真がありますので、河原に下りられるはずという希望をもって細い道を進みました。ここで地元の消防関係と思われる方々が水路の点検か何かをされておりました。「ダムを見たいので河原に下りられるでしょうか?」と尋ねたところ、ご存じないとのことでした。お礼を言って周辺を歩いていると、河原へ下りていく道を見つけられました。暫く河原を歩き、ドーンと下流面を見られる所に出ました。それだけで舞い上がってしまって、後からもっと水辺に寄って撮ればよかったと後悔する始末。
その後は、ダムサイトまで上がり、フェンス越しに取水ゲート、上流面を眺めました。と、停まっている私の車のそばに中電のパトロール車。「ここは関電でしょ」と思っていると、関電のパトロール車も通り過ぎて行きました。「監視されているのではなかろうか?」と妄想… そんな訳はない…。
お終いは、ホワイトロードを走り、鳩谷ダムを俯瞰できるところへ。樹々に遮られることなくスッキリみられるポイントがありました。
この日見たダムのうち、唯一ゲート放流を見る事が出来ました。また、小原ダム、成出ダム、椿原ダムに比べ新しいため、導流部はすり鉢状ではなくストレートになっていました。
世界遺産に目もくれずダムめぐり、これにて帰路につきました。
河原からの下流面
この日初めて見たゲート放流
左岸にあったトンネル跡 仮排水路跡でしょうか
空も入れて広角で
河原に下りて堤体が見えたところ
下流にある国道156号の大牧橋から 樹々に隠れるし、電線も多い
左岸を走る国道156号から 樹々の隙間からゲート部のみ
フェンスの上から上流面を覗き込む
上流面ゲート部
取水ゲート
ホワイトロードからの俯瞰
堤体をアップ 左岸に見えるのは流木用のゲートでしょうか
クレストゲートのアップ
管理所
鳩谷発電所
鳩谷発電所への水圧鉄管が太くて驚く