ダムの奏でる

葛野川ダム

葛野川ダム

 重力式コンクリートダム

 相模川水系土室川 山梨県大月市

訪問日 2023/4/16

 

 深城ダムから上流へ2kmほど。そのアクセスは、トンネルの中分岐する道 (車が通るとセンサーで照明が灯る) を進むといきなりダム天端へ到着する、まるで秘密基地への入場の様だったという。

 だったという。。。過去形であります。現在は立ち入りできません。


国道139号に松姫トンネルが開通したおかげで、葛野川ダムへと続く林道松姫峠線は通行止めとなりました。歩いて行っても、ダム直前のゲートは施錠されており、近づくことはできないそうです。

 では、見ることはできないのかというと、ダム下流1kmのあたりから、林道を歩くとダム下へ行くことが出来るのです。下流面しか見られないという、王滝川ダムと同じようなシチュエーション。
 その林道を歩きました。若干の落石はありますが、ちゃんと舗装されていて問題なく歩けます。15分ほど歩くと、その姿を見ることが出来ました。堤高105.2m、中央にはローラゲート2門。巨大な壁です。人が来るのを拒み、静かに立っていました。
 撮影ポイントも限られるので、程々にして来た道を戻ったのでありました。対岸を見上げると、廃道のガードレールが見えました。

 


下流面全景

 


ゲートをズームアップ

 


堤体の左岸端  トンネルの出口があの辺にあるはず

 


減勢池  河川維持放流あり

 


林道を歩いて来て堤体全体が見えたところ

 


当然ながら、構内立入禁止

 


水利使用標識を望遠で

 


注意看板

 


右が松姫トンネル  奥多摩湖へ続く
左が林道松姫峠線の奈良倉トンネル(進入禁止)

 


林道葛野川線入り口の近くにある駐車帯?にある看板  ここに駐車して歩きました

 


右が林道葛野川線の入り口  徒歩までは規制されていないけれど、自己責任というやつで歩く

 


林道葛野川線の入り口看板  葛野川ダムまで

 


林道を歩いて堤体が見えた瞬間

 


対岸を見上げると廃道のガードレール

コメント一覧

toshinobu-nikki
そうでした! 東電さんも使用するはずで、廃道というにはどうか?と思っていながら書いてしまいました。
match1128
厳密には松姫峠までの旧道は廃道ではなく、定期的にメンテナンスされ最近も舗装し直されています。
トンネル内での不測の事態等を考慮して緊急路として維持されているようです。
全面通行止めではありますが、掟破りのあほチャリダーが時折下っています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ダムめぐり」カテゴリーもっと見る