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ダムの奏でる

吉瀬ダム(堰堤)

吉瀬ダム (堰堤)

 重力式コンクリートダム (堰)

 天竜川水系天竜川 長野県駒ケ根市 

訪問日 2022/1/23、2022/6/19、2025/1/4

 

[2025.1.4の訪問]
 2025年のダム始め。奇跡の9連休と言われつつも、都合がつかず遠出は出来ませんでした。そこで、我が家から二番目に近い吉瀬ダムへ。少し前から工事をしているようで、ローリングゲートが全門上がっているのをチラッと見ていたので、じっくり見ようと。
 また、吉瀬ダムの上流面を見られる場所はないと思っていましたが、もしかしたら崖を下りられる所があるのではないかと、探してみようとも思いました。
 

下流に架かる吉瀬橋から  ローリングゲートはすべて上がっており、塗装工事中
 

吉瀬橋の左岸下流側から河原に容易に下りられた
 

右岸のNo.4ゲートを望遠で  工事のための足場が組まれている
 

ゲートが解放されているため、左岸の魚道に水は無く  石積みであることが分かる
 
右岸下流側からも河原に下りてみた  少々崖を下りることになる
 

工事の看板  「お声がけいただければ通行時の作業を止める等いたします。」とは、工事中でも立入禁止にしないという事ですか
 

左岸から見た堤体  2022.6.19撮影の写真と比べると水位の違いがよく分かる
 

左岸からの天端  通行で来るように橋として開放されている様だ
 

ローリングゲートを間近で見る事が出来た  塗装が終わったNo.2ゲート
 

右岸から見た堤体
 

左岸から見た上流面
 

同じく  ここからは以前も撮影している
 
 さて、上流面を河原から見られるのかというお話

左岸を走る県道18号から  冬枯れのため樹々の隙間から何となく見えています。しかし、これでは面白くない。近くを探ったところ、沢筋があり比較的緩やかな崖になっておりました。ここから下りてみます。
 

なんとか下りる事が出来ました。空のペットボトルなどが落ちていたので、ここに来た人はいるのでしょうね。ゴミ捨てるなよ、と思います。
 

水面に寄ってスローシャッターで
 

鴨の群れも飛んでおりました
 

もう一か所、ダムのすぐ上流側からも下りられる所を発見
 

No.4ゲートを上流側から望遠で  ローリングゲート、カッコイイなぁ
 
 という訳で、上流側の河原に下りることは出来ましたが、これはゲート全開で水位が下がっていたから。工事が終わり、ゲートが下りたら水位が上がり河原は無くなってしまいます。工事期間中だけ見られるという風景でした。
 
 
[2022.6.19の訪問]
 改めて行ってみました。いろいろと見どころがあると驚きました。堤高が7.57mでダムの定義から外れ堰になりますが、堤頂長123.51m、ローリングゲート4門は堂々としています。
 1929年(昭和4年)の竣工で歴史を感じます。よく見ると堤体のデザインがレトロでいい感じです。
 構内立ち入り禁止でなく(もちろん立ち入り禁止区域はありますけれど)、天端まで入りました。ここまで見られるとは、知らなかった。身近にあるスゴイものを見た感じです。
 
下流面 堤高は無いけれど立派なものです
 
放流中のゲート
 
魚道
 
ローリングゲート 古いダムに多いらしい
 
ローリングゲート 円筒がワイヤーで引っ張られ歯車で登っていきます
 
ゲート一門から放流中
 
右岸側から見る天端 レトロな丸窓
 
南向発電所への取水口と思われる
 
右岸から見る、南向発電所への取水口とゲート
 
『吉瀬ダム』正門
 
左岸からの天端 ここまで入れるとは思っていなかった
 
左岸からの天端
 
堤体を上流から見る
 
インクラインかなと思ったが、右の建物は引き上げた廃棄物の分別所みたいだった
 
ボートが見える
 
ダム湖というか天竜川
 
管理所
 
水利使用標識
 

[2022.1.23の訪問]
 我が家から二番目に近いダムです。南向(みなかた)ダムともいいます。
 ダムめぐりを始めたばかりの訪問、まだ全く知識がないころ、写真の枚数も少なかった。


右岸下流面


天端を眺める。昭和感あふれる軽石ブロックの門柱

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